『破局』で第163回芥川賞を受賞した小説家・遠野遥さんとロックバンド・BUCK-TICKのボーカル・櫻井敦司さんの対談が、10月7日発売の文芸誌『文藝』2020年冬季号に掲載。
2人は同誌の「生まれながらの影響 抱きしめたいほどの虚無」と題された対談内にて、実の親子であることを明かした。
異ジャンルの創作者として互いの表現に迫っている。
第163回芥川賞を受賞した『破局』は、ラグビー、筋トレ、恋とセックスなど、およそ芥川賞のイメージとはかけ離れていたモチーフを使い、大学4年生の恋愛や生活を描いた話題作だ。
一方、その遠野さんの実の父親である櫻井敦司さんは、デビューから33年を迎えるロックバンド・BUCK-TICKのフロントマン。
BUCK-TICKは、デビュー後わずか2年の間に日本武道館や東京ドームを成功させており、今も日本のロックシーンの第一線で活躍し続ける人気ロックバンドとして知られている。
史上最多の応募数から選出された「第57回文藝賞」受賞作の全文掲載や、デビュー作にして文藝賞と芥川賞をダブル受賞した『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子さん待望の2作目『かっかどるどるどぅ』の連載が掲載される。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が増刷を重ねる大前粟生さんは2つの企画に登場。新作中編「おもろい以外いらんねん」が掲載されるほか、デビュー20周年を迎えた小説家・柴崎友香さんとの対談が実施されている。
2人は同誌の「生まれながらの影響 抱きしめたいほどの虚無」と題された対談内にて、実の親子であることを明かした。
異ジャンルの創作者として互いの表現に迫っている。
異ジャンル活躍する父子、遠野遥と櫻井敦司
デビューから1年足らず、初ノミネートにして芥川賞を受賞したばかりの遠野遥さんは、1991年生まれ、神奈川県出身。第163回芥川賞を受賞した『破局』は、ラグビー、筋トレ、恋とセックスなど、およそ芥川賞のイメージとはかけ離れていたモチーフを使い、大学4年生の恋愛や生活を描いた話題作だ。
一方、その遠野さんの実の父親である櫻井敦司さんは、デビューから33年を迎えるロックバンド・BUCK-TICKのフロントマン。
BUCK-TICKは、デビュー後わずか2年の間に日本武道館や東京ドームを成功させており、今も日本のロックシーンの第一線で活躍し続ける人気ロックバンドとして知られている。
『文藝』2020年冬季号、目を引くラインナップ
2人の対談が掲載されている『文藝』2020年冬季号では、ほかにも目を引く企画がラインナップ。史上最多の応募数から選出された「第57回文藝賞」受賞作の全文掲載や、デビュー作にして文藝賞と芥川賞をダブル受賞した『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子さん待望の2作目『かっかどるどるどぅ』の連載が掲載される。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が増刷を重ねる大前粟生さんは2つの企画に登場。新作中編「おもろい以外いらんねん」が掲載されるほか、デビュー20周年を迎えた小説家・柴崎友香さんとの対談が実施されている。
秋の夜長に読みたい1冊
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商品情報
文藝 2020年冬季号
- 発売日
- 2020.10.07
- 定価
- 1,485円(本体1,350円)
- 雑誌コード
- 07821-11
雑誌/A5/472ページ
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