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芥川賞/直木賞が発表 宇佐見りん『推し、燃ゆ』、西條奈加『心淋し川』が受賞

芥川賞/直木賞が発表 宇佐見りん『推し、燃ゆ』、西條奈加『心淋し川』が受賞

『推し、燃ゆ』/画像はAmazonより

POPなポイントを3行で

  • 第164回芥川賞と直木賞の受賞作が発表
  • 芥川賞は宇佐見りん『推し、燃ゆ』が受賞
  • 直木賞は西條奈加『心淋し川』が受賞
1月20日(水)、第164回芥川賞、および直木賞の受賞作が発表された。

今回は宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』が芥川賞を、西條奈加さんの『心淋し川』が直木賞を受賞。

候補作として事前より注目を集めていたクリープハイプのボーカル・尾崎世界観さんの『母影』、NEWSのメンバー・加藤シゲアキさんの『オルタネート』などは惜しくも受賞を逃した。

芥川賞候補一覧
受賞『推し、燃ゆ』/宇佐見りん
『母影』/尾崎世界観
『コンジュジ』/木崎みつ子
『小隊』/砂川文次
『旅する練習』/乗代雄介

直木賞候補一覧
受賞『心淋し川』/西條奈加
『汚れた手をそこで拭かない』/芦沢央
『八月の銀の雪』/伊与原新
『オルタネート』/加藤シゲアキ
『インビジブル』坂上泉
『アンダードッグス』/長浦京

気鋭とベテラン、受賞作家と作品について

芥川賞を受賞した宇佐見りんさんは、1999年生まれの現役大学生。2019年に『かか』で第56回文藝賞を受賞し、同作を単行本化し小説家デビューしている。

今回、デビュー作に続く2作目『推し、燃ゆ』で初めて候補となり、受賞を決めた。

宇佐見りん『推し、燃ゆ』あらすじ
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。

西條奈加『心淋し川』/画像はAmazonより

一方、直木賞を受賞した西條奈加さんは1964年生まれの小説家。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビューしている。

これまで時代小説を中心に多くの作品を発表しており、今回初めての候補で直木賞を受賞した。

西條奈加『心淋し川』あらすじ
「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。青物卸の大隅屋六兵衛は、一つの長屋に不美人な妾を四人も囲っている。その一人、一番年嵩で先行きに不安を覚えていたおりきは、六兵衛が持ち込んだ張方をながめているうち、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして……(「閨仏」)。ほか全六話。生きる喜びと生きる哀しみが織りなす、著者渾身の時代小説。

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