古谷田奈月(こやた なつき)さん『風下の朱(あか)』(早稲田文学 初夏号 掲載)
高橋弘希(たかはし ひろき)さん『送り火』(文學界 5月号 掲載)
北条裕子(ほうじょう ゆうこ)さん『美しい顔』(群像 6月号 掲載)
町屋良平(まちや りょうへい)さん『しき』(文藝 夏号)
松尾スズキ(まつお すずき)さん『もう「はい」としか言えない』(文學界 3月号 掲載) 『第159回芥川龍之介賞』候補作品
上田早夕里(うえだ さゆり)さん『破滅の王』(双葉社)
木下昌輝(きのした まさき)さん『宇喜多の楽土』(文藝春秋)
窪美澄(くぼ みすみ)さん『じっと手を見る』(幻冬舎)
島本理生(しまもと りお)さん『ファーストラヴ』(文藝春秋)
本城雅人(ほんじょう まさと)さん『傍流の記者』(新潮社)
湊かなえ(みなと かなえ)さん『未来』(双葉社) 『第159回直木三十五賞』候補作品
芥川賞・直木賞の候補作、松尾スズキさんや湊かなえさんら
芥川賞の候補には、劇団「大人計画」主宰もつとめる俳優・脚本家の松尾スズキさんによる作品があり、2006年の『クワイエットルームにようこそ』、2010年の『老人賭博』に続いて3度目の候補作選出となる。直木賞の候補には、映画化もされた『告白』などを代表作に持ち、今回で3度目となる候補作に選出された湊かなえさんや、これまで芥川賞候補に4度選ばれ直木賞候補は2度目となる島本理生さんの作品が挙がっている。
受賞作の発表は2018年7月18日(水)に行われる予定だ。
なお、前回の『第158回直木三十五賞』受賞作は門井慶喜さん『銀河鉄道の父』(講談社)、『第158回芥川龍之介賞』は石井遊佳さん『百年泥』(新潮社)だった。
芥川賞や直木賞などを主催する日本文学振興会は2017年からTwitterを運営(外部リンク)しているので、公式の速報をチェックしたい人はそちらをフォローしよう。
日本の小説家
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