夏本番!
ということで、AmazonがKindle版書籍50%オフ、夏の大セールを開催しています。期間は8月5日(木)まで。
文学、評論、漫画、ライトノベル、雑誌、実用本などの昔なつかしい名作から最近発売されたばかりの話題作までがセールの対象に。
その中からおすすめを15作ピックアップして一覧にしてみたので、購入の参考にどうぞ。
庵野さんのパートナーで漫画家の安野モヨコさんの軽快なタッチで描かれた漫画で、庵野さんの意外な一面を知ることができるのでおすすめです。
恋に猪突猛進の主人公・シゲタを中心にした群像劇で、2001年に完結しました。が、大胆な展開を迎える続編『後ハッピー・マニア』が2019年から連載中でもあります。
いじめられている男の子・柏原が女性下着を身に着けている姿を美少女・尾長が見てしまい...と簡単なあらすじを見るだけでも押見さんのエッセンスが感じられます。思春期の危うさと男女の密かな交流、そして空虚感が41ページに凝縮されている名作です。
峰さんが実際にAV女優として活動していた経験をもとに描かれた自伝的漫画で、AVの世界のことがわかる漫画です。基本的にはユーモアとポップが溢れる作風なんですが、出演強要問題など業界の闇に踏み込んだ意欲作でもあります。
日本のヒップホップ黎明期である90年代と現在をまたにかけ、団地、薬物、在留外国人といったシリアスな社会問題も絡めながら、ストリートカルチャーの空気感を克明に描き出している漫画です。
“祖父の隠し子を育てる”という点でわかるように、単純な子育て漫画ではありません。実の親子ではないダイキチとりんの関係を中心に、家族というものの意味を考えさせられる作品になっています。
いわゆる異世界転生モノですが、この流行りのジャンルのなかでもトップクラスの知名度を誇る作品で、個性が爆発し切っている登場人物たちが起こす問題行動の数々とハチャメチャな展開が読者を飽きさせません。
1990年発売の1巻から外伝、短編集も含めると既刊約50巻の大作シリーズで、5回のアニメ化と劇場版の上映、ゲーム化、コミカライズなどメディアミックスも豊富ですが、その原点はこの全15巻に詰っています。
2018年には18年ぶりとなる続編『アテッサの邂逅』も発売され、2020年には30周年を迎えて様々な企画が発表されるなど、今なお高い人気を誇る作品です。
この原作版は、ジブリのアニメ版ではわからなかった登場人物たちの行動も描かれているので、アニメ版のファンもおすすめです(登場人物の性格もやや違っているのですが、そのギャップもまた楽しめるポイントです)。
数ある作品を送り出してきた平野さんの近年における代表作です。説明不要というか、ここは百聞は一見にしかずということでぜひ。
ちなみに“品田遊”は、ネット世界を軽快に疾走するWebメディア『オモコロ』などで活躍するライターであり、エッセイストであり、漫画家でもあるダ・ヴィンチ・恐山さんの別名義です。
不世出の天才プログラマーが巻き込まれた7年半に及ぶ騒動が、「Winny事件」弁護団の事務局長を務めた弁護士・壇俊光さんの筆致で綴られています。
時の流れに負けないほどの名作は現代にも通じるメッセージを与えてくれるものですが、その助けになるこのムック本シリーズはすべてがおすすめしたいほどです。
上に挙げた作品の数々でその実績は語るべくもないですね。手の作画に特化した作画術が丁寧に記載されています。
ということで、AmazonがKindle版書籍50%オフ、夏の大セールを開催しています。期間は8月5日(木)まで。
文学、評論、漫画、ライトノベル、雑誌、実用本などの昔なつかしい名作から最近発売されたばかりの話題作までがセールの対象に。
その中からおすすめを15作ピックアップして一覧にしてみたので、購入の参考にどうぞ。
『このすば』『AV女優ちゃん』『ハウルの動く城』などなど
『監督不行届』
まずは傑作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で幕を閉じた「エヴァンゲリオン」シリーズを生んだ庵野秀明さんの日常を追った『監督不行届』。庵野さんのパートナーで漫画家の安野モヨコさんの軽快なタッチで描かれた漫画で、庵野さんの意外な一面を知ることができるのでおすすめです。
『ハッピー・マニア』
続いてその安野さんによる『ハッピー・マニア』。初期の代表作でありドラマ化も果たした漫画です。恋に猪突猛進の主人公・シゲタを中心にした群像劇で、2001年に完結しました。が、大胆な展開を迎える続編『後ハッピー・マニア』が2019年から連載中でもあります。
『ワルツ』
『惡の華』『血の轍』ほか様々な作品で知られる漫画家・押見修造さんが、2017年に女性漫画誌『フィールヤング』で発表した読切が『ワルツ』です。いじめられている男の子・柏原が女性下着を身に着けている姿を美少女・尾長が見てしまい...と簡単なあらすじを見るだけでも押見さんのエッセンスが感じられます。思春期の危うさと男女の密かな交流、そして空虚感が41ページに凝縮されている名作です。
『AV女優ちゃん』
『アラサーちゃん』などで知られる漫画家であり、元AV女優である峰なゆかさんによる『AV女優ちゃん』。峰さんが実際にAV女優として活動していた経験をもとに描かれた自伝的漫画で、AVの世界のことがわかる漫画です。基本的にはユーモアとポップが溢れる作風なんですが、出演強要問題など業界の闇に踏み込んだ意欲作でもあります。
『少年イン・ザ・フッド』
ラッパー/グラフィティアーティストとしても活動しながらMV制作なども行うGhetto Hollywood(SITE)さんの漫画デビュー作『少年イン・ザ・フッド』。日本のヒップホップ黎明期である90年代と現在をまたにかけ、団地、薬物、在留外国人といったシリアスな社会問題も絡めながら、ストリートカルチャーの空気感を克明に描き出している漫画です。
『新装版 うさぎドロップ』
一騒動あって祖父の隠し子・鹿賀りんを育てることになった河地大吉(ダイキチ)の奮闘と、りんの成長を描いた『うさぎドロップ』。宇仁田ゆみさん原作の漫画で、アニメ化と実写映画化を果たした作品です。“祖父の隠し子を育てる”という点でわかるように、単純な子育て漫画ではありません。実の親子ではないダイキチとりんの関係を中心に、家族というものの意味を考えさせられる作品になっています。
『この素晴らしい世界に祝福を!』
先日新作アニメの制作が発表されたばかりの暁なつめさんによるライトノベル『この素晴らしい世界に祝福を!』のコミカライズ版です。いわゆる異世界転生モノですが、この流行りのジャンルのなかでもトップクラスの知名度を誇る作品で、個性が爆発し切っている登場人物たちが起こす問題行動の数々とハチャメチャな展開が読者を飽きさせません。
『【合本版】スレイヤーズ 全15巻』
そしてライトノベルの歴史に名を刻む神坂一さんの名作『スレイヤーズ』。こちらは本編15巻までを1冊にまとめた合本バージョンです。1990年発売の1巻から外伝、短編集も含めると既刊約50巻の大作シリーズで、5回のアニメ化と劇場版の上映、ゲーム化、コミカライズなどメディアミックスも豊富ですが、その原点はこの全15巻に詰っています。
2018年には18年ぶりとなる続編『アテッサの邂逅』も発売され、2020年には30周年を迎えて様々な企画が発表されるなど、今なお高い人気を誇る作品です。
『ハウルの動く城』
スタジオジブリによるアニメ版でよく知られていますが、その原作です。作者はイギリスの子ども向けファンタジー小説作家のダイアナ・ウィン・ジョーンズさん。ジブリ初の3DCG作品になった『アーヤと魔女』の原作者でもあります。この原作版は、ジブリのアニメ版ではわからなかった登場人物たちの行動も描かれているので、アニメ版のファンもおすすめです(登場人物の性格もやや違っているのですが、そのギャップもまた楽しめるポイントです)。
『マチネの終わりに』『ある男』
芥川賞受賞作家にして「分人主義」の提言者でもある平野啓一郎さんによる『マチネの終わりに』『ある男』。数ある作品を送り出してきた平野さんの近年における代表作です。説明不要というか、ここは百聞は一見にしかずということでぜひ。
『名称未設定ファイル』
小説デビュー作品『止まりだしたら走らない』で話題になった品田遊さんの短篇集『名称未設定ファイル』。SNSやインターネット文化の黎明期を彷彿とさせる描写をメインにした小気味いいショートストーリーが並んでます。ちなみに“品田遊”は、ネット世界を軽快に疾走するWebメディア『オモコロ』などで活躍するライターであり、エッセイストであり、漫画家でもあるダ・ヴィンチ・恐山さんの別名義です。
『Winny 天才プログラマー金子勇との7年半』
現在のインターネットビジネスに欠かせない「P2P」(ピア・ツー・ピア)技術の可能性を広げた「Winny」(ウィニー)の開発者・金子勇さんの逮捕・起訴から、無罪判決の確定までを追った『Winny 天才プログラマー金子勇との7年半』。不世出の天才プログラマーが巻き込まれた7年半に及ぶ騒動が、「Winny事件」弁護団の事務局長を務めた弁護士・壇俊光さんの筆致で綴られています。
『NHK 100分 de 名著 レイ・ブラッドベリ『華氏451度』』
古今東西の名著を100分で読み解くNHKの番組『100分 de 名著』。そのムック本シリーズによるレイ・ブラッドベリさんのSF小説『華氏451度』版です。時の流れに負けないほどの名作は現代にも通じるメッセージを与えてくれるものですが、その助けになるこのムック本シリーズはすべてがおすすめしたいほどです。
『加々美高浩が全力で教える「手」の描き方 圧倒的に心を揺さぶる作画流儀』
『SLAM DUNK』『ママレード・ボーイ』『地獄先生ぬ〜べ〜』『遊戯王』『蟲師』『DEATH NOTE』『絶対可憐チルドレン』『輪るピングドラム』『BANANA FISH』......数え切れないほどのアニメ作品に原画・作画監督として参加してきた名アニメーター・加々美高浩さんの作画指南本です。上に挙げた作品の数々でその実績は語るべくもないですね。手の作画に特化した作画術が丁寧に記載されています。
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