7月11日(金)から7月14日(月)にかけて実施される、Amazonプライム会員限定セール「プライムデー」。
プライム会員である筆者もセール商品の下調べをはじめていたところ、KAI-YOU編集部から「VRChatユーザー的に気になる商品ピックアップしてみてほしいです!」なる依頼が。
「どっちかというとBOOTHショップのセールの方が気になるんだよな~!」と思いつつ、少し調べてみると、なかなか見逃せないラインナップが目に飛び込んできました。
本記事では、VRChatプレイ時間が4000時間ほどの筆者が気になる、プライムデー対象商品をいくつかピックアップ。
特にこれからVRをはじめたい人のお役に立ちそうなものをご紹介します!
目次
PICO 4 Ultra + Motion Trackerセット/101,600円→79,800円
PICO 4 Ultra + Motion Trackerセット
こりゃ破格だ。VRヘッドセット「PICO 4 Ultra」と、専用モーショントラッカーのセットが、約2万円もの値引きです。
「PICO 4 Ultra」は2024年発売の新型機種。ヘッドセット単体でも(スタンドアロンとして)動作し、様々なゲームやアプリをプレイできます。PCと接続し、PC上でしか動作しないVRゲームもプレイ可能です。
そして、専用モーショントラッカーは両足に取り付けることで、ヘッドセット本体と合わせてフルボディトラッキング(※全身の動きをアプリなどへ反映できる技術)ができる拡張デバイス。数ある類似デバイスの中でも、運用ハードルの低さとコンパクトさが特徴です。
VRモードでアクセスできる環境と、アバターをイキイキと動かせる環境を、この価格でまとめて手に入れられるのはかなりオトク。「いますぐ『VRChat』に飛び込みたい!(※)」と思っている人には、スターターキットとしてオススメしたいセットです!
(※)なお、PCを介さず「PICO 4 Ultra」単体でプレイできる「VRChat」は、モバイル対応したワールドにしか訪問できない、モバイル対応したアバターしか表示できないなど、制限がかかります
BOBOVR S3 Proバッテリーストラップ/14,299円→11,439円
BOBOVR S3 Proバッテリーストラップ
定番VRヘッドセット「Meta Quest 3」か「Meta Quest 3S」をお持ちなら、「BOBOVR S3 Proバッテリーストラップ」はぜひオススメしたいサードパーティ製のストラップです。
デフォルトのストラップから付け替えることで、顔面だけでなく、額の上にも支えが追加され、装着感が改善。さらに、外部バッテリーが追加されることで、連続稼働時間が大きく伸びます。
総重量は増えるものの、前後の重心バランスは均等に近づくため、顔面に重さがかかって生じる痛みを回避しやすくなります。長くVRプレイをしたい人ほど、こうしたアイテムが効いてくるものです。
ちなみに、似たような性能の純正品もあるのですが、値段は若干お高め。本製品に限らず、セール対象のサードパーティ製ストラップはいくつかあるので、お財布事情に合わせて探してみると吉です!
UGREEN Linkケーブル 5m/2,799円→1,839円
UGREEN Linkケーブル 5m
VRヘッドセットを使う時、意外と「買っとけばよかった!」となるものの一つに、USBケーブルが挙げられます。
特に「PICO 4 Ultra」や「Meta Quest 3」などのスタンドアロンVRヘッドセットを使っていると、本体充電のためにケーブルが必要になりますし、なにかとゲーミングPCに接続したい場面が多いんですよね。
この時、ケーブルにあるとうれしいのは「長さ」と「L字コネクタ」。PCにつなぎっぱなしのままVRヘッドセットを装着する場面も多々あるので、動きを阻害しない程度の長さと、端子がへし折れにくいL字コネクタがあると、かなり便利です。
条件を満たすUSBケーブルはいくつかありますが、安価でVRヘッドセット利用もプッシュしているUGREENのケーブルはなかなかよさげ。
これから「PICO 4 Ultra」や「Meta Quest 3」などを買う際は、合わせての購入がオススメです!
VIVE SteamVR Base Station 2.0/23,250円→20,600円
VIVE SteamVR Base Station 2.0
すみません。ここから一気にマニアックになります。
先ほど紹介した「PICO 4 Ultra」は、ヘッドセット本体に搭載されたカメラで、本体やコントローラーの位置を把握する、「インサイドアウト方式」と呼ばれるトラッキング方式が採用されています。
一方で、VRヘッドセットには、別個設置したセンサー機器でヘッドセットやコントローラーの位置を把握する、「アウトサイドイン方式」も存在します。そのセンサーの一つが、この「VIVE SteamVR Base Station 2.0」。単に「ベースステーション」とも呼びます。
この方式のよいところは動作精度の高さ。『Beat Saber』のような、プレイヤーの動きが激しいVRゲームをプレイする際には、身体動作の正確な反映が大きく活きます。
VRChatユーザーにも根強いファンが多め。後述の「VIVE トラッカー 3.0」などと組み合わせた、高精度なフルボディトラッキングには常に一定の需要が存在します。
VIVE トラッカー 3.0/19,000円→16,000円
VIVE トラッカー 3.0
「VIVE トラッカー 3.0」は、上記でも取り上げたPICOのモーショントラッカーと同種のデバイス。身体に取り付けることで、フルボディトラッキングを実現します。
最大の違いは、ベースステーション対応であること。つまり、動作精度が高いのです。
だいぶ前に登場したモーショントラッカーなのですが、未だに愛用者が根強くいます。かくいう筆者も、様々なモーショントラッカーを試してきましたが、結局こいつに落ち着いています。
ちなみに、「VRChat」向けに使うのであれば、通常は3つ(腰/両足)あれば申し分なし。さらに両肘と両膝にトラッカーを追加することもありますが、動きの精度を極限まで求めるケースでない限りは、やや過剰ではあります。
LANMU VIVEトラッカーストラップ/2,099円→1,574円
LANMU VIVEトラッカーストラップ
上記の「VIVE トラッカー 3.0」は、あくまでセンサーのみの製品。身体に装着する方法は、別に用意する必要があります。
歴史の長い「VIVE トラッカー」シリーズは、幸いにも対応アクセサリーが多め。今回筆者が見つけたLANMUのストラップのような、身体にフィットするストラップがあると、運用性はかなり高まります。
筆者もすでに似たようなものは持っているんですが、これは固定力が高そうで気になってます。両足用に買い替え検討です。
ニンジャマスク/3,340円→2,672円
ニンジャマスク
VRデバイスを前にして、「顔になにか触れるのがイヤだ」「メイクが崩れちゃう」と敬遠してる人、多いと思います。
そんな人に役立つのが「ニンジャマスク」。目の周囲を覆う不織布製のマスクで、これを身に着けた上に、VRデバイスをかぶることで、素肌に直接デバイスが触れるのを回避できます。
不特定多数の人がVR体験をするイベント向けの商品ではあるのですが、個人利用も大いにあり。特に蒸し暑いこの季節には、汗の吸収にも多少役立ってくれるはず。
もちろん、自分以外の誰かにVR体験させる準備としての購入もアリ。ご家族や友人などに、VRのおもしろさを広めたいと考えている方は、購入を検討してみるとよいでしょう!

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