ソーシャルVRサービス・VRChatには、いくつかの日本企業が公式ワールドをオープンしています。
その中の一つが、セレクトショップ・BEAMSの公式VRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」。
VRChatワールド・Tokyo Mood by BEAMS/筆者撮影
2024年に公開された本ワールドは、定期的な内容更新と催事を重ねており、アクセス数は着実に上昇。そして2025年4月には、ホロライブの白上フブキさん、星街すいせいさん、さくらみこさんが配信中に来訪しました。
本記事では、制作チームへのインタビューも交えつつ、ホロライブ所属VTuberからも好評を得たTokyo Mood by BEAMSについてご紹介します。
「東京のどこかにある街」がモチーフの、セレクトショップの公式ワールド
Tokyo Mood by BEAMSのモチーフは、「東京のどこかにある街」です。
東京都内の「どこかで見た場所」が集まる/筆者撮影
特定の街を再現していないものの、ガード下や飲み屋街、河沿いの景観など、東京各所のロケーションが引用された空間です。リアリティのある空間ゆえに、フォトスポット人気も高いワールドです。
そもそも、BEAMSは2022年8月に、自社のオリジナルアパレル商品を再現したVRChatアバター向け衣装を発売以降、継続的にバーチャルファッションの領域にチャレンジし続けています(外部リンク)。
ワールドの一角には、そんなBEAMSの”バーチャル店舗”もオープン。同ブランドの3D衣装アイテムが試着できます。2階は屋内フォトスタジオが併設され、ファッション誌の1ページのような写真が撮影できます。
BEAMSのバーチャル店舗は、街の一角に開店/筆者撮影
本ワールドは2024年5月に公開後、BEAMSの「VRChat」展開の拠点として活用されてきました。ハロウィンやクリスマスなどの季節イベントごとに景観が更新され、季節ごとのイベントも開催されています。
期間限定ホラーコンテンツに、ホロライブVTuberが挑戦!
このTokyo Mood by BEAMSを、白上フブキさんは4月18日に訪問。
同じホロライブ所属のさくらみこさん、星街すいせいさんとともに、期間限定公開のホラーコンテンツ「Tokyo Mood by BEAMS Horror Version」に挑みました。
街の一角に設けられた物々しい区画で、(VR内ですが)ヘッドセットをかぶると、緑色の仮想映像が出現。電話音が鳴り響く中、3人が電話ボックスへ足を運ぶと、おどろおどろしい異世界へ……。
怪異が潜む異空間が舞台の期間限定ホラーコンテンツ/画像はYouTubeのスクリーンショット
もとの街並みを模しつつも、不気味な怪現象があちこちに見られる空間。そして特定のエリアでは、巨大な怪異に追いかけられます。気配を感じたらとっさに物置の中へ逃げ込む、スリリングな展開に。
ホラーだけでなくアクションも兼ね備えたコンテンツに、まだ「VRChat」に慣れ始めの3名は苦戦しつつも、なんとか突破!スリリングながらも、和気あいあいとしたホラー体験となりました。

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