今年もやってきたブラックフライデー。様々なECサイト等で、お買い得なセールが展開されています。
VRChatユーザー的には「BOOTH」で販売されているアバターやアバター向け衣装などのブラックフライデーセールが激アツ。かわいいアバターの代表格ショップ「あまとうさぎ」さんが25日まで50%オフセールをやっていたり、それはもうお財布のヒモが危うい!
そして、Amazonでもブラックフライデーセールが12月1日(月)まで開催中。少し調べてみると、現役VRChatユーザーはもちろん、VRの世界に興味がある人にオススメできそうなセール情報が見つかりました。
本記事では、VRChatプレイ時間が4000時間ほどの筆者が、気になるブラックフライデーセールの対象商品をいくつかピックアップ。
これからVRをはじめたい人や、VRChatライフが豊かになりそうな商品をお伝えします!
※商品価格はすべて公開時点のもの
目次
- 1. Meta Quest 3S 128GB/48,400円→40,700円
- 2. Pico 4 Ultra-Black Friday Special Box 2025/8万4800円
- 3. HTC VIVE Focus Vision Bundle MR/16万9000円
- 4. HTC VRヘッドセット アクセサリー トラッカー+ストラップ/9万2345円→8万2710円
- 5. VIVE トラッカー 3.0/1万9000円→1万6000円
- 6. VIVE SteamVR Base Station 2.0/2万3250円→2万600円
- 7. BOBOVR S3 Proバッテリーストラップ/1万4299円→1万1439円
- 8. Elgato Facecam MK.2/1万9527円→1万6480円
- 9. ニンジャマスク/3340円→2650円
Meta Quest 3S 128GB/48,400円→40,700円
Meta Quest 3S
まずは定番VRヘッドセット。MetaのVR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」128GBモデルが16%オフに!256GBモデルも6万4900円から5万3900円の17%オフです。
上位機種の「Meta Quest 3」の方が全体的な画質などの性能は良好ですが、あちらは約8万円。手に取りやすい価格なのはきっとこちらでしょう。今すぐにでもVRChatに飛び込みたい人にはアリな選択肢です。
容量については、VRChat1本にしぼるなら128GBモデルで十分。その他にもVRゲームを遊んでみたい場合は、256GBモデルを選ぶとゆとりを持てます。
Pico 4 Ultra-Black Friday Special Box 2025/8万4800円
Pico 4 Ultra-Black Friday Special Box 2025
お次はPICOの最新VRヘッドセット「PICO 4 Ultra」のスペシャルセット。
「PICO 4 Ultra」本体と、身体の動きをキャッチできるボディセンサー「PICO Motion Tracker」(両足首用2つ)、そして国内非売品の両太もも・両手首装着用の「PICO Motion Tracker 4ベルト」が全部入って8万4800円。
なんと、「PICO 4 Ultra」本体価格が本来は8万9800円なので、このセット品を買ったほうがちょっとオトクです!
「Pico 4 Ultra-Black Friday Special Box 2025」内容物
「PICO 4 Ultra」と「PICO Motion Tracker」の組み合わせは、アバターに全身の動きを反映させる「フルボディトラッキング」を実現する構成のひとつ。とりわけ運用の手軽さでは群を抜きます。VRChatでかわいく/かっこよく動くあの人に憧れている人にはうってつけなセットです。
ちなみに、「PICO Motion Tracker」はPICOデバイス専用です。「Meta Quest 3」などとは併用できないのでご注意を。
HTC VIVE Focus Vision Bundle MR/16万9000円
HTC VIVE Focus Vision Bundle MR
老舗メーカー・HTCの最新VR/MRヘッドセット「VIVE Focus Vision」も、ちょいとオトクなセットが登場しています。
「VIVE Focus Vision」本体と、表情トラッキングデバイス「VIVEフェイシャルトラッカー(※VIVE Focus対応版)」のセットで、16万9000円。「VIVE Focus Vision」の定価が16万9000円なので、「VIVEフェイシャルトラッカー」が実質タダでついてきます。
このセットは、アイトラッキングとフェイストラッキングの両立が可能。わかりやすく言うと、アバターの目と表情を、自分の目と顔面で動かせるようになり、めちゃくちゃ表情豊かにアバターをコントロールできます。
ここにフルボディトラッキングも追加すれば、アバターの表現力はトップクラスに!ただし、ヘッドセット単体の使い勝手や対応ソフトの多さは、おそらく「Meta Quest 3S」や「PICO 4 Ultra」が一枚上手。こちらはVRChat特化用途としてのお買い求めがベターです。
HTC VRヘッドセット アクセサリー トラッカー+ストラップ/9万2345円→8万2710円
HTC VRヘッドセット アクセサリー トラッカー+ストラップ
HTCのオトクなセットをもう一つ。
フルボディトラッキングデバイス「VIVEトラッカー Ultimate」3台と、身体取り付け用ベルトがセットに。まとめて買うと9万2345円のところ、10%オフの8万2710円になっています。
「VIVEトラッカー Ultimate」は、外部センサー不要で動作するトラッキングデバイスの一つ。とりわけ動作精度に定評があり、かつ「PICO Motion Tracker」のように特定ヘッドセット専用でもなく、「外部センサーは設置できないが精度は追求したい」という要望に応える一台です。
トラッキングの仕組み上、苦手な環境や動作もそこそこ多いとされていますが、高精度な動きをお求めならばぜひ。
VIVE トラッカー 3.0/1万9000円→1万6000円
VIVE トラッカー 3.0
「PICO Motion Tracker」よりも、「VIVEトラッカー Ultimate」よりも、動作精度が高くかつ安定しているフルボディトラッキングデバイスも、もちろんあります。HTCの古株デバイス「VIVE トラッカー 3.0」が、夏のプライムデーぶりにセール中です。
VRChat向けに使う場合、基本的には3つ(腰/両足)あれば申し分なし。両肘と両膝にも装着することはできますが、よほど身体表現を極めたい場合でもなければさすがに不要です。
間違いなくフルボディトラッキングデバイスの鉄板ですが、動作には後述のベースステーションが必要になります。そのため、導入ハードルは比較的高めです。
VIVE SteamVR Base Station 2.0/2万3250円→2万600円
VIVE SteamVR Base Station 2.0
「VIVE SteamVR Base Station 2.0」(単に「ベースステーション」とも)は、センサー機器でヘッドセットやコントローラーの位置を把握するトラッキング方式「アウトサイドイン方式」を実現するセンサーの一つ。
「Meta Quest 3S」や「PICO 4 Ultra」は、ヘッドセット本体に搭載されたカメラで、本体やコントローラーの位置を把握する「インサイドアウト方式」を採用していますが、それよりも高い動作精度を保証してくれます。
上記の「VIVE トラッカー 3.0」はもちろん、アウトサイドイン方式対応のVRヘッドセットを使うために必須となるデバイス。最低でも2台は必要になります。あと、お部屋の対角線上に、高さ2m以上にこのセンサーを置くためのなにかしらも。導入ハードルは高めですが、その動作精度は間違いなしです。
【ベースステーション環境の一例】
筆者は超小型VRヘッドセット「Bigscreen Beyond 2」と「INDEXコントローラー」、「VIVE トラッカー 3.0」3台の組み合わせを常用しています。ベースステーションは現在3台。
アウトサイドイン専用かつかなり小さい「Bigscreen Beyond 2」を運用しているので、トラッキング安定性も追求した結果の環境です。
BOBOVR S3 Proバッテリーストラップ/1万4299円→1万1439円
BOBOVR S3 Proバッテリーストラップ
「Meta Quest 3」「Meta Quest 3S」対応のサードパーティ製ストラップ「BOBOVR S3 Proバッテリーストラップ」もプライムデー、プライム感謝祭に続き、お買い得になっています。
デフォルトのストラップから換装することで、フィッティング感が向上。額の上にも支えが追加され、装着感も改善。外部バッテリーで連続稼働時間も大幅アップ。前後の重心バランスが均等になるので、顔面への重みも低減……総重量が増えること以外は、三方良しなアクセサリーです。
同じような機能を有する純正品より安価なのもポイント。プレイ時間が長くなりがちなVRChatユーザーには、特にオススメできるアクセサリーです。
Elgato Facecam MK.2/1万9527円→1万6480円
VRモードではなく、デスクトップモードで過ごす時間が多いVRChatユーザーも、実はかなりいます。
そして、デスクトップモードは基本棒立ちですが、Webカメラトラッキングを使えばVRデバイス無しで、アバターの顔と上半身を動かすこともできます。動かし方によっては、VRモードと見分けがつかない場合も!
この機能を使うためには、もちろんWebカメラが必須。お手頃な一台を買うのもアリですが、在宅ワークでWeb会議に出席することが多い人は、せっかくならば上等なWebカメラに手を出してみるのもオススメです。
Elgato Facecam MK.2
筆者がいま愛用しているのは「Elgato Facecam MK.2」。広角かつ高画質な上に、付属ソフトウェアによって画角や明るさなども調整できるのがポイント。Web会議の顔出し時はもちろん、上半身が無理なく映るのでWebカメラトラッキングもしっかり使いこなせます。
ニンジャマスク/3340円→2650円
ニンジャマスク
VRモードで体験するVRChatはとても楽しいですが、顔にフェイスパッドが触れることによる肌荒れや、メイク崩れは悩ましいもの。そんな肌のケアも大切にしたい人には、顔面保護マスクが役立ちます。
特にVR用途で鉄板と言われるのが「ニンジャマスク」。目の周囲を覆う不織布製のマスクで、これを着けた上からVRヘッドセットを装着すると、肌に直接ヘッドセットが触れない状態を作り出せます。
お肌の状態が気になる人はもちろん、他人にVRを体験してもらう時にも役立つアイテムです。特に、すでにVRChatにハマったみなさん。お友達を“沼”に連れて行くために用意しておくのもアリですよ……!
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