スタンミや弟者も驚嘆! VRChatのポテンシャルが凝縮された「Scream Garden」レポート

スタンミや弟者も驚嘆! VRChatのポテンシャルが凝縮された「Scream Garden」レポート
スタンミや弟者も驚嘆! VRChatのポテンシャルが凝縮された「Scream Garden」レポート

VRChatイベント「Scream Garden」の様子/撮影はすべて浅田カズラ

ソーシャルVR「VRChat」では、日夜さまざまなイベントが開催されています。中には、「これ無料でいいの?」と思うほどハイクオリティなイベントもあります。


中には英国の国際映画祭にノミネートされるものも登場し、VR総合エンタメイベント「Scream Garden」もその一つ。

「SCREAM GARDEN」TRAILER

ハロウィンの世界から抜け出してきたような、個性豊かなロールプレイキャストによる接客、ショー、音楽ライブが楽しめるイベントです。


このイベントへ、いまVRのSNS「VRChat」を大いに盛り上げている配信者のスタンミさんと弟者さんが来場。メディアも招致されました。日々VRChatで活動を行う筆者視点で、注目を集めるVRイベント「Scream Garden」の全容をお伝えいたします。

「闇の一族」と出会うVR総合エンタメイベント

「Scream Garden」は、『VRChat』上で開催されているイベントのひとつ。「闇の一族が支配するHalloweenの世界」をコンセプトに、「闇の一族」を演じるキャストによる接客やショー、そしてライブパフォーマンスが楽しめる、VR総合エンタメイベントです(外部リンク)。


本イベントは2023年6月21日に初開催後、月2〜3回の頻度で開催。今では、高い参加倍率を記録する人気イベントへと成長しました(VRChatではアクセス数に制限がある)。2024年6月には、イギリスの国際映画祭「レインダンス映画祭」のXR部門「Raindance Immersive」にノミネートされ、国内外から大きな注目を集めることになります。


そんな中開催された9月7日の回には、積極的にVRChatでの配信を始めたことから日本国内で記録的なVRChatブームを生み出しているストリーマー・スタンミさんと、その縁から9月2日にVRChat配信を実施し大きな話題を呼んだゲーム配信者・弟者さんが参加。


スタンミさんによってイベントの様子が配信もされました。

ショーイベント「Scream Garden」のクオリティが凄すぎて開いた口が塞がらないスタンミ&弟者【VRChat】

まずは眷属になろう!前説から雰囲気バッチリ

入場直後、最初に案内されたのは「観覧用アバター」への着替え。小さな幽霊のようなアバターは、闇の一族の眷属という設定。人間界からやってきた我々に与えられる仮初の姿といったところでしょう。


描画パフォーマンスが良好なため、多人数が集まってもFPSが保ちやすいという実利的な側面もあります(要するに、たくさんアクセスが集まっても負荷をかけにくいアバターということ)。

眷属になってからは、イベントスタートまで待機列へ誘導。パーティションで区切られた4つの待機列に、参加者は律儀に並んでいたのが印象的です。

その間、周囲ではロールプレイキャストたちが待機しています。注目すべきは、この時間も常に「闇の一族」を演じている点。


来場時のガイドをしつつ、たまにこちらの言動を見て「闇の一族」としてのリアクションを返してきます。

筆者の近くにいたスタンミさんは、一族の一人・カグヤに目をつけられていました。とっても愛らしい見た目ですが、どうやら「かわいい」と言われることが気に入らない様子。調子に乗って「かわいい〜」と呼びまくるスタンミさんに詰め寄る一幕もありました。

開始時刻になったところで、「Scream Garden」ワールドの制作者でイベントの主催でもある綾女 ayameさん扮するアヤメによるイベント事前説明が実施。

イベント参加における推奨設定や、イベント参加中の注意事項などを話す様は、さながらテーマパークのアトラクションのよう。


さらに、背後に詰め寄る問題児のグリムハートや、一族の長・ヴァイルなども登場。こうしたキャストによるリアルタイムのロールプレイが、来場者を一気にイベントの世界へ連れていきます。


一通りの前説が済んだところで、8名1チームで来場者の案内がスタート。「闇の一族」たちが住む屋敷へと足を踏み入れます。

個性豊かな一族とのグリーティング

屋敷に到着すると、入口で闇の一族たちがお出迎え。1チームごとにテーブルつきの座席へと案内されます。

ここからしばらく、一族たちが次々に各テーブルへと訪れ、来客たちへのあいさつを交わしていきます。いわばグリーティングタイムであり、本イベントの接客要素を担います。

さらに、この時間はキャストたちのアバターを正しく表示する設定を行う準備時間も兼ねています。こうした時間もアトラクションの一つにしてしまうところに、手際のよい運営手腕がうかがえるところ。

闇の一族は多種多様。男女はもちろん、種族もばらつきがあり、それぞれに違ったキャラクターが垣間見えます。こうした存在とリアルタイムで対話ができるのが、VR空間におけるロールプレイイベントの醍醐味です。

スタンミさんと弟者さんもいた筆者チームも、多種多様な闇の一族にさまざまな質問を投げかけつつ、交流を楽しみました。

いろいろ話を聞くところでは、みんないい人そうですが、女の子にナンパしたり、我々をぬいぐるみにしようとしたりと、個性の強さも垣間見えました。何度か通ってると「推し」ができそうです……!

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