アニメーターの錦織敦史さんとアニメ制作会社・Clover Worksによるオリジナルアニメーションプロジェクト『GROTESQUE(仮)』が、7月5日に発表された。
プロジェクトの公式XなどでPVが公開。PVでは監督を錦織敦史さん、制作をClover Worksが担当することや、2025年にアニメが公開されることを示唆している。
錦織敦史さんは情報解禁に合わせてXを更新。
「『好きなものを好きなだけ』そんなわがままな企画になっております。色々と頑張って詰め込んでいるので、ゆる~く楽しみにしていただけると嬉しいです」と投稿している
PVには渋谷や「異星人・ギャル・ヴァンパイア」の文字が映る
PVには渋谷の街並みやアニメに登場するであろう多数の女性キャラクターのほか、「異星人・ギャル・ヴァンパイア」「惑星間移民」「No-01」「No-02」「No-03」などの文字情報が映っている。
そのほか、絵コンテやキャラクターデザイン等の資料も断片的ながら確認することができる。
1分弱の映像の中に情報が詰め込まれているため、読み取れる情報は多いものの、それらは点と点でしかなく、線になるためには情報が不足しているという状況だ。
あえて言うならば、世界観の異なるように見えるキャラクターたちと、「No-01」「No-02」「No-03」という文字情報から、3つの作品が同時に制作されているのでは? という予測を立てることもできそうだ。
また、最後にはCloverWorks、WIT STUDIO、アニプレックス、集英社の4社共同出資によるアニメーションの企画/プロデュース/制作を行うJOEN(じょえん)がクレジットされている点にも注目したい。
『天元突破グレンラガン』のキャラクターデザインなどで知られる錦織敦史
錦織敦史さんは、『天元突破グレンラガン』キャラクターデザイン/作画監督、『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』メインキャラクターデザイン、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』総作画監督などをつとめてきたアニメーター。
監督としては『THE IDOLM@STER』『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』などを手がけている。
詳細は未定ながら『GROTESQUE(仮)』で監督を行うことになると、2018年の『ダーリン・イン・ザ・フランキス』以来の監督作品となる。
なお、『GROTESQUE(仮)』の情報が解禁となった7月5日には、オリジナルキャラクターデザインとして参加する新作アニメ『New PANTY&STOCKING with GARTERBELT』の制作も発表されている。
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