アニメ制作会社・TRIGGERが7月5日、新作アニメ『New PANTY&STOCKING with GARTERBELT』の制作を発表した。
放送/配信は2025年。配信サイトは現在、dアニメストア、ABEMA、U-NEXT、アニメ放題、DMM TVが名を連ねている。
『パンティ&ストッキング』15年の時を経て復活
“パンスト”こと『Panty&Stocking with Garterbelt(パンティ&ストッキングwithガーターベルト)』は、2010年に放送されたTVアニメーション作品。
天使の姉妹であるパンティとストッキングが巻き起こす騒動を描いている。
2024年6月に破産申告したGAINAX(ガイナックス)原作/制作であり、同社の代表作の一つとして知られている。参加クリエイターには、監督をつとめていた今石洋之さんをはじめ、現在はTRIGGERで活躍する面々が多く参加していた。
今石洋之監督をはじめ、TRIGGERが誇るクリエイターが勢揃い
『パンスト』の新作アニメ制作発表に併せて、公式サイトおよび公式Xが開設。ティザービジュアルとメインスタッフの情報(第1弾)も解禁された。
監督は今石洋之さん、オリジナルキャラクターデザインは錦織敦史さん。シリーズ構成は今石洋之さん(監督と兼任)と若林広海さん(コンセプトプランナーと兼任)、キャラクターデザインはコヤマシゲトさん、すしおさん、坂本勝さんが担当。
スペシャルスペシャリストとして、吉成曜さんもクレジットされている。
前作でもメインスタッフを担当した今石洋之さん、錦織敦史さん、若林広海さん、コヤマシゲトさん、吉成曜さんに加えて、『キルラキル』でキャラクターデザインをつとめたすしおさん、映画『グリッドマン ユニバース』でキャラクターデザインをつとめた坂本勝さんが参加。
TRIGGERが誇るクリエイターたちの名が立ち並ぶ。
GAINAX、カラーと協議しTRIGGERへ原作権が移管
『Panty&Stocking with Garterbelt』に関しては、2023年7月2日(日本時間)に開催された「Anime Expo 2023」で新プロジェクトが発表。
当時TRIGGERは、GAINAXから『Panty&Stocking with Garterbelt』の原作権を取得したと発表していたが、今回改めてその経緯について明らかにした。
同社の代表取締役社長・大塚雅彦さんは、2011年時点で『Panty&Stocking with Garterbelt』の原作権を有していた「GAINAX社は知的財産 (IP)の活用や映像制作が困難な状態にありました」と説明。
その後も経営不振が続く中、2019年末にGAINAXの代表取締役(当時)が不祥事により逮捕されたことを受け、2020年2月にGAINAX社の経営陣が刷新。TRIGGERの役員も経営陣に加わった。
その新経営陣および、TRIGGERと同じくGAINAXを出自とする株式会社カラーとの間で協議が行われ、2023年に『Panty&Stocking with Garterbelt』の原作権をTRIGGERが管理・運用できるようになったという。
大塚雅彦さんは、「株式会社カラー様をはじめとする関係各位の多大なるご厚意とご助力によりGAINAX社が破産申告を行う前に権利の移管を完了することができましたことに心より感謝申し上げます」と述べている。
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作品情報
『New PANTY&STOCKING with GARTERBELT』
- 原案
- GEEKFLEET
- 監督
- 今石洋之
- シリーズ構成
- 今石洋之・若林広海
- オリジナルキャラクターデザイン
- 錦織敦史
- キャラクターデザイン
- コヤマシゲト、すしお、坂本勝
- アートディレクション
- コヤマシゲト
- スペシャルスペシャリスト
- 吉成曜
- コンセプトプランナー
- 若林広海
- アニメーション制作
- TRIGGER
【『New PANTY&STOCKING with GARTERBELT』イントロダクション】
神と悪魔の狭間の街、ダテンシティ。
今日も人知れず恐ろしい悪霊<ゴースト>たちが街を蝕む。
そんな時、人々の欲望や怨念の魂たる悪霊<ゴースト>を、人知の及ばぬ光をもって消し去る者達がいた。
その名は、天使 パンティ&ストッキング!!
地上に蔓延る闇を祓う使命を託された堕天使姉妹。
その正体は果たして神の使いか…悪魔の僕しもべか…。
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