今石洋之

いまいし ひろゆき

今石洋之は、アニメーション監督、アニメーターである。アニメスタジオ・TRIGGER取締役。東京都出身。1971年10月4日生まれ。

今石洋之

概要

多摩美術大学美術学部芸術学科映像専攻卒業後、ガイナックスに入社。

社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』の動画が初仕事となる。動画時代は嫌で仕方なく、均一な線を引くという作業には最後まで慣れなかったと今石は話している。

彼氏彼女の事情』『フリクリ』などの作品で絵コンテ・作画監督などを務め、『DEAD LEAVES』で監督デビューを果たした。

2007年9月に放送を終えた『天元突破グレンラガン』の監督を務め、2007年開催の第12回アニメーション神戸にて、対象期間内(2006年夏〜2007年初夏)に放送・上映されたアニメ作品に於いて、斬新な手法、発想を用いた制作者、制作スタジオに贈られる「個人賞」を受賞、『天元突破グレンラガン』として、2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、東京国際アニメフェア2008・第7回東京アニメアワードテレビ部門優秀賞・個人賞(キャラクターデザイン)を受賞する。

2011年10月にガイナックスを退社し、同じくガイナックスの大塚雅彦舛本和也と共にTRIGGERを設立したことを表明。

2014年、TRIGGER初のTVアニメ作品『キルラキル』の監督をつとめた。『天元突破グレンラガン』でタッグを組んだ中島かずきが脚本。

人物・作風

作画監督を務めた『彼氏彼女の事情』の第19話でファンから認知される。

アニメーター金田伊功の影響を受ける「金田フォロワー」の1人。アニメーターブームであった80年代から、演出の時代と言われた90年代にかけて、目にする事が少なくなっていた「金田系作画」の様式を00年代のアニメに余すことなく取り入れ、「アニメ表現の自由さ、楽しさ」を再認識させた。ゲーム『武蔵伝II』のオープニングアニメーションでは、念願の金田伊功とのタッグが実現している。

同人サークル「インクボトル」の主催者でもあり、その際志宇舞というペンネームを用いている(過去にこのペンネームで活動している時にTAGROと知り合っている)。

好きな映画に、初期のジョン・ウー、ロバート・ロドリゲス、スティーブン・ソマーズの作品を挙げている。

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