Big Hero 6
びっくひーろーしっくす
Big Hero 6は、アメリカ合衆国の漫画レーベルマーベルコミックスに発売されたコミック作品、。およびそれに登場するスーパーヒーローのチーム名である。日本をあらゆる敵から守るために、日本政府と「ギリ(Giri)」社の計画によって、6人の超能力を持つ日本人が集められて結成された。
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概要
初出は1998年のサンファイアとビッグ・ヒーロー・シックス(Sunfire & Big Hero 6)で、このときのメンバーは、1970年からX-MENのひとりとしてマーベルコミックで活躍していた日本人スーパーヒーロー、サンファイアに、シルバーサムライ、ベイマックス、ゴーゴートマゴ、ヒロ・タカチホ、ハニーレモンの計6人だった。
その後、一部メンバーを入れ替えながらマーベルの他の作品にも登場した。
2008年のビッグ・ヒーロー・シックスシリーズでは、ベイマックス、ゴーゴートマゴ、ヒロ・タカチホ、ハニーレモン、エボンサムライ、サンパイアの6人がチームメンバーとなった。物語の設定は、「広島と長崎への原爆投下によって被害を受けた日本は核兵器を廃絶し、その代わりに自国を守る手段として超能力を持つ人間を集め、ビッグ・ヒーロー・シックスを結成した」というもの。
当初、ギリ社を基地としていたが、のちに日本の「クール・ワールド・アミューズメント・パーク」を司令部にし、数々の敵と戦いながら日本を守っている。
原案者はスティーヴン・シーグルとダンカン・ルーローで、カナダ人ヒーローが活躍するマーベルの別のコミックアルファフライトの日本人版ものとして考案された。
当時のアメコミはシリアスで重いものが主流で、二人はもっと気楽で楽しいものとして、当時日本から発信されていたポップカルチャー的なものを取り入れたいと思い、二人が担当していたアルファフライトの中に日本人ヒーローたちを登場させたところ、マーベルからシリーズ化したいという話が出てビッグ・ヒーロー・シックスが生まれた。
シリーズはあまり人気とならず、連載も1年と続かなかったが、
マーベルを買収したディズニーがマーベルコミックスの初のディズニーアニメ化に際し、あまり人に知られていないユニークな作品を探していたことから当作品が選ばれ、
少年と介護ロボットの友情物語に改変され、2014年にベイマックスとしてアニメ映画化された。
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