坂道のアポロン

さかみちのあぽろん

坂道のアポロン』とは、小玉ユキによる漫画作品。2007年11月号から2012年3月号まで小学館『月刊フラワーズ』にて連載。単行本は全9巻。


2012年、ノイタミナでTVアニメ化。演奏シーンの演出や作画、OP楽曲をYUKI×菅野よう子のタッグが手がけたことで話題を呼んだ。監督はテレビアニメ『COWBOY BEBOP』を手がけた渡辺信一郎


2018年に実写映画化が公開。主演に知念侑李(Hey! Say! JUMP)、中川大志小松菜奈。監督は恋愛映画の名手・三木孝浩が務める。

坂道のアポロン

概要

坂道のアポロン』とは、小玉ユキによる漫画作品。2007年11月号から2012年3月号まで小学館『月刊フラワーズ』にて連載。同年5月号から9月号まで番外編「BONUS TRACK」が掲載。単行本は全9巻。

2009年には『このマンガがすごい! 2009』のオンナ編で堂々の1位を獲得。

2012年4月から6月にかけて、ノイタミナでTVアニメ化。演奏シーンの演出や作画、OP楽曲をYUKI×菅野よう子のタッグが手がけたことで話題を呼んだ。監督はテレビアニメ『COWBOY BEBOP』を手がけた渡辺信一郎

また、テレビアニメ化に伴って2012年4月25日にオリジナルサウンドトラックを発売。プロデュースに菅野よう子、演奏には松永貴志(ピアノ)や石若駿(ドラム)などの面々が参加している。

2012年12月13日、第16回文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品に選出。

2018年に実写映画化が公開。主演に知念侑李(Hey! Say! JUMP)、中川大志小松菜奈。監督は恋愛映画の名手・三木孝浩が務める。

あらすじ

1966年初夏。

高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へ引っ越してきた。 それまで優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きのワル”と恐れられる破天荒なクラスメイト・川渕千太郎との出会いが彼を変えていく。
千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」と呼べる存在。
仲間と奏でる音楽がこんなにも楽しいなんて!

千太郎の幼なじみで心優しいレコード屋の娘・律子、ミステリアスな上級生・百合香、憧れの兄貴分、淳兄…。
アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春群像劇!

実写映画『坂道のアポロン』

2018年に実写映画化が公開予定。

主演に知念侑李中川大志小松菜奈。監督は恋愛映画の名手・三木孝浩、脚本は髙橋泉が務める。

キャスト

キャストからのコメント

この度、西見薫という役で主演をさせて頂きます。
脚本を読んだ時、最近の実写化映画にはない素朴さや繊細さが魅力的な作品だと感じました。
そんな魅力を伝えられるよう三木監督の元で素敵なキャストの皆さんと共に演じていきたいと思います。
この作品でキーとなるジャズは絶賛練習中です。主人公のようにジャズを楽しみながら撮影していきたいと思います。

西見 薫(にしみ かおる)役/知念侑李

川渕千太郎を演じさせて頂く事になりました、中川大志です。
初めて「坂道のアポロン」に出会った時、エネルギッシュで情熱的なジャズ、儚く、繊細な人間関係に、一気に心を奪われました。
僕自身、元々音楽が好きだったので、役を通して音楽も表現出来るこの作品に参加出来る事がとても嬉しいです。
千太郎の叩く、力強く語りかけてくるようなドラムを、スクリーンで思いっきり表現出来るよう全力で臨みたいと思います。
優しくて、真っ直ぐで、孤独だけど力強く生きる千太郎を、魂を込めて演じたいと思います。

川渕 千太郎(かわぶち せんたろう)役/中川大志

三木監督とは何度かお仕事をさせていただいてますが、 また三木監督の世界観にまた全然違う役柄で生きることが出来て嬉しく思います。
今回この映画では佐世保弁のセリフなので慣れない言葉遣いですがそれに引っ張られず感じた事や感情を大事にして、 初めて共演するお2人と現場で起こる化学反応を楽しみながら撮影に挑みたいです。
迎律子ちゃんという素朴で純粋な1人の女の子を丁寧に演じられたらいいなと思います。

迎 律子(むかえ りつこ)役/小松菜奈

スタッフ

  • 監督:三木孝浩
  • 脚本:高橋泉
  • 原作:小玉ユキ「坂道のアポロン」(小学館「月刊flowers」FCα刊)
  • 配給:東宝=アスミック・エース
  • 制作プロダクション:アスミック・エース、C&Iエンタテイメント

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