ノイタミナ

のいたみな

ノイタミナは、フジテレビほかフジテレビ系列地上波一部局で放送されている日本の深夜アニメ放送枠名称である。

ノイタミナ

概要

枠名称であるノイタミナとは、「Animation」(アニメーション)を逆さ読みでローマ字読みしたもので、「アニメの常識を覆したい」 「すべての人にアニメを見てもらいたい」という制作スタッフの想いに由来する。

ジングルにおいても、「Animation」と表示された後、並び順が逆になる演出がなされている。

『アニカンR Vol.3』での豊島雅郎アスミック・エース エンタテインメント社長(当時)へのインタビュー記事によると、本枠誕生の発端はアスミックが人気少女コミック『ハチミツとクローバー』の実写版を制作したいと集英社と交渉したところ、集英社側は「アニメ化が先」という条件を出してきたことに始まった。

このころ、タイミングよくジェンコからアニメ化の希望を聞いていたアスミックは、再度集英社と『[‘ハチミツとクローバー]]』アニメ化についての交渉を行う。集英社側はアニメ化において「放送時刻は遅くとも25時台まで」と提示した。当初は2004年秋からの放送を予定していたジェンコ・アスミック両社であったが、この条件を満たす放送局が決まらず企画は一時中断した。

しかし直後に女性向けの作品を探していたフジテレビから声がかかり、アニプレックス(作品によっては不参加もしくは間接的に参加)、SME等のソニーグループ企業や電通などが製作に参加して2005年4月より『ハチミツとクローバー』をテレビ放送する計画が本格始動。

その後、別企画として動いていた人気少女漫画家・矢沢あいの作品『Paradise Kiss』も『ハチミツとクローバー』の後番として放送する事が決定。そして両作品を放送する枠にブランドを冠する流れが出来上がり、最終的には“ノイタミナ”という名称が与えられた。

ノイタミナショップ

ノイタミナショップは「ノイタミナ」アニメのオフィシャルショップである。放送作品のグッズのほか、先行発売・限定発売商品の取り扱いや各種イベントを行うなど、「ノイタミナ」の情報発信点となっている。2012年4月クールからはお台場店にて放送作品の先行上映会も実施している。

渋谷パルコ内に渋谷店を開店したのち、2012年3月にお台場店を開店。その後は関東2店舗体制が続いていたが、2013年8月に2013年9月1日をもって渋谷店を閉店し、関東地区ではカフェシアター形式のお台場店に集約する一方、地方展開を計画していることを発表した。

2013年10月には、大阪に初の地方店舗となる戎橋店を開店している。

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