『「百合映画」完全ガイド』(星海社新書)が6月27日(土)に発売される。
サークル「ふぢのやまい」による同人誌『百合映画ガイドブック』をもとに、300作品以上の「百合映画」を掲載した書籍となる。
早川書房が2019年2月に刊行した『SFマガジン』の百合特集号が創刊以来初の3刷を記録し、ヴィレッジヴァンガードが全国を巡回する「百合展」(同展2020年版は現在延期中)を2016年から毎年主催するなど、近年注目を集めているジャンルの「百合」。
このジャンルにおいて、スポットを当てられることが決して多いとはいえない「百合映画」を総覧しようと試みたのが『「百合映画」完全ガイド』だ。
『放浪息子』ではトランスジェンダーの少年少女を、『起きて最初にすることは』では男性同士の恋愛を描くなど、繊細な描写で様々なセクシュアリティやジェンダーを持つキャラクターたちの恋愛劇を描いてきた。
また代表作『青い花』は百合をテーマにした漫画作品群のなかでも名作と評されており、『「百合映画」完全ガイド』の装画を飾るにこれ以上ない人選になっている。
愛好家はもちろん、ちょっと興味があるという人にとっても手に取りやすい、まさしくガイドブックとして重宝しそうな一冊になっている。
※記事初出時、一部表記に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
サークル「ふぢのやまい」による同人誌『百合映画ガイドブック』をもとに、300作品以上の「百合映画」を掲載した書籍となる。
早川書房、ヴィレヴァンなども「百合」を特集
「百合」の定義が各自で分かれるのはひとまず置いて、『「百合映画」完全ガイド』には古今東西の「百合映画」300本以上が掲載される。早川書房が2019年2月に刊行した『SFマガジン』の百合特集号が創刊以来初の3刷を記録し、ヴィレッジヴァンガードが全国を巡回する「百合展」(同展2020年版は現在延期中)を2016年から毎年主催するなど、近年注目を集めているジャンルの「百合」。
このジャンルにおいて、スポットを当てられることが決して多いとはいえない「百合映画」を総覧しようと試みたのが『「百合映画」完全ガイド』だ。
装画は名作『青い花』の志村貴子
装画を担当したのは漫画家の志村貴子さん。『放浪息子』ではトランスジェンダーの少年少女を、『起きて最初にすることは』では男性同士の恋愛を描くなど、繊細な描写で様々なセクシュアリティやジェンダーを持つキャラクターたちの恋愛劇を描いてきた。
また代表作『青い花』は百合をテーマにした漫画作品群のなかでも名作と評されており、『「百合映画」完全ガイド』の装画を飾るにこれ以上ない人選になっている。
星海社によれば『「百合映画」完全ガイド』で「取り扱う作品は、“王道の百合”や誰もが知る定番から、埋もれた名作、いっけん百合とは思われないだろうものまで多岐にわたる」とのこと。『「百合映画」完全ガイド』(星海社新書)、校了————
— 石川詩悠|星海社 (@seikaisha_iskw) June 4, 2020
すごい本ができてしまった。
そして書影も公開です。
装画は志村貴子さんにお寄せいただきました。…………百合のオタクの見る夢か???https://t.co/72F7lZzvAr pic.twitter.com/tpYZoBuqeG
愛好家はもちろん、ちょっと興味があるという人にとっても手に取りやすい、まさしくガイドブックとして重宝しそうな一冊になっている。
※記事初出時、一部表記に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
百合は文学
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書籍情報
「百合映画」完全ガイド
- 発売日
- 2020/6/30
- ページ
- 256ページ
- 出版社
- 講談社
- ISBN-10
- 4065201799
- ISBN-13
- 978-4065201794
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