おなじみ魚の醤油差しがランプとライトに デザインの力で伝える環境問題

おなじみ魚の醤油差しがランプとライトに デザインの力で伝える環境問題
おなじみ魚の醤油差しがランプとライトに デザインの力で伝える環境問題

テーブルランプ(Light Soy Table Lamp)/画像はすべてHeliograf公式サイトから

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POPなポイントを3行で

  • おなじみ魚の醤油差しがテーブルランプとペンダントライトに
  • オーストラリアのデザインスタジオ・Heliografが制作
  • デザインの力で環境問題を伝える
オーストラリアのスタジオ・Heliografが制作したテーブルランプとペンダントライトが意表を突くデザインなのでご紹介。

これはスタジオの創設者であるJeffrey SimpsonさんとAngus Wareさんが、魚の形をした醤油差し(ランチャーム)をもとにデザインしたもの。

海が身近なシドニーを拠点とする2人は、この醤油差しの大半が使い捨てられることへの衝撃と、魚の形をした醤油差しが、巡り巡って海洋生物へ害を及ぼすという皮肉にショックを受けて、制作を決めたそうです(外部リンク)。

製造までに3年を要した力作

ペンダントライト(Light Soy Pendant Light)

魚の醤油差しをモデルにつくられたのは、テーブルランプとペンダントライトの2つ。

どちらもUSB Type-Cの充電器に対応していて、色温度3000K(電球色)のLEDを内蔵。タッチで調光することができます。

なお、耐久性とリサイクル性に優れた素材で製品を完成させるために、製造まで3年以上の歳月を費やしたそうです。 わたしたちが何気なく使っている醤油差しのその後について考えられるように、もともとのデザインをリスペクトした上で形にするその仕事には唸らされます。

確固たる思想を持ちつつ、しかし無理に自分の価値観を押し付けないその姿勢からは、学ぶところが多いのではないでしょうか。

つくる人たち

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