プロダクトデザインを軸に活動するクリエイティブユニット・TENT(テント)が、家具の企画展「道具としての家具展」を6月18日(水)から7月13日(日)にかけて開催する。
会場は、東京・世田谷区池尻で同社が運営する道具の店「TENTのTEMPO」。入場は無料。
展覧会では、家具を“現代生活の課題を解決するための道具”と捉えるTENTの視点から生まれた多彩なプロダクトを紹介。カリモク家具との協業で開発中の未発表作品も先行公開する。
ユニークな道具を生むクリエイティブユニット「TENT」とは?
TENTとは、治田将之さんと青木亮作さんによるプロダクトデザインを中心に活動するクリエイティブユニット。
「ものづくりで新しい風景をつくる。」をコンセプトに掲げ、家電から文具、家具に至るまで、幅広いジャンルでプロダクトデザインを展開。
世界3大デザイン賞の一つといわれるドイツの「iF DESIGN AWARD」で金賞を受賞するなど、国内外で評価されている。
代表作には、象印の「STAN. by zojirushi」のほか、ライトなど設置してフレキシブルに使える突っ張り棒「DRAW A LINE」、移動式のスタンディングデスク「WALL FOR ONE」、“つくる”と“食べる”を一体化した鉄フライパン「フライパンジュウ」などがある。
フレキシブルに使える突っ張り棒「DRAW A LINE」
“見せる、隠す、小さな倉庫”こと「KaKuKo」
家具=道具として機能する カリモクと開発中の新作も展示
展覧会「道具としての家具展」では、TENTらしいユニークな着想にあふれた家具を展示。その共通点は、すべて“道具として機能すること”を起点にデザインされている点にある。
素材や構造、機能面での創意工夫が凝縮されたプロダクトの数々は、単なるインテリアとしてでなく、現代の生活に寄り添う存在としての家具を提示する。
TENTの展覧会「道具としての家具展」
展示の目玉は、老舗家具メーカー・カリモク家具と共に現在開発中の新作家具。一般公開に先駆けて、本展でいち早くその一端が披露される。
展示初日の6月18日(水)にはトークイベントも実施。登壇者は、カリモク家具でギャラリー機能も兼ね備えたハイブリッドスペース・Karimoku Commons Tokyoの運営を担当する淡路雄大さんと、TENTの共同代表である治田将之さん、青木亮作さん。
家具の開発秘話や、プロダクトデザインにおける“道具”という視点について語り合うという。参加は無料で、定員は先着15名(外部リンク)。

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イベント情報
道具としての家具展
- 会期
- 2025年6月18日(水)〜7月13日(日) ※月曜定休
- 時間
- 平日14:00〜18:00/土日13:00〜18:00
- 会場
- TENTのTEMPO(東京都世田谷区池尻2-15-8)
- 展示内容
- 「DRAW A LINE」「POCHI & JOHN」「WALL FOR ONE」「KaKuKo」、未発表家具など
トークイベント概要
日程:2025年6月18日(水)
時間:19:30〜20:30(19:00受付開始)
場所:TENTのTEMPO
定員:15名(先着順・無料)
登壇者:
淡路雄大さん(カリモク家具)
治田将之さん(TENT)
青木亮作さん(TENT)
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