輸送用機器メーカー・ヤマハ発動機と、近未来的なデザインで人気のアクセサリーブランド「中央町戦術工芸」のコラボが発表された。
ヤマハ発動機のバイクMT-125をベースに、「架空の装甲弐輪試作機」というコンセプトで中央町戦術工芸がカスタムモデル「駆動125」をデザイン。
さらにそのデザインをもとにをイラストレーター・いわこ脳さんが擬人化キャラクターを製作した。
このキャラクターを用いた限定商品を、世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミコン2024」などで販売する。
また「東京コミコン2024」に先立ち、ラフォーレ原宿にある中央町戦術工芸の店舗で車体や制作物を初披露。先行展示および販売を行うほか、Xではプレゼントキャンペーン(外部リンク)を実施している。
【画像】どこから見てもカッコいい装甲弐輪試作機「駆動125」気鋭のブランドと創作するヤマハのアートプロジェクト
今回のコラボは、ヤマハ発動機のアートプロジェクト「Dynamic Art Project」by YAMAHA MOTOR の一環で行われた。
同プロジェクトは映像、イベントなど様々な表現を通し人の心を動かすことを目指すもの。10月には第1弾として新進気鋭のデニムアパレルブランド「TOM WORKS」とコラボレーション。
ヤマハ発動機のバイク・XSR125をベースにTOM WORKSがオブジェを手掛け、そのオブジェを用いたスペシャル動画も制作。
動画に登場する「DENIM JUMPSUIT(つなぎ)」が販売された。
近未来アクセサリーブランド「中央町戦術工芸」
続くプロジェクト第2弾の相手として選ばれた「中央町戦術工芸」は、SFを思わせる近未来的なデザインが特徴のアクセサリーブランド/デザインチーム。
一般的な快適性や耐久性よりも、デザイン性や新規性を基軸に、誰も見たことのない自由な製品を展開している。
ラフォーレ原宿で営業する実店舗とBOOTHで製品を販売中。独創的なデザインのアクセサリー等を取り扱っている。
特にメカニックなデザインのマスク「装甲マスクユニット」や、ガジェット感がありつつもスタイリッシュなデザインの「装甲カードコンテナユニットmk4+」はSNSでも話題になった。
「中央町戦術工芸」が明かすコラボ試作機「駆動125」の制作
装甲弐輪試作機「駆動125」について
本来の車体「MT-125」は、質実剛健ながらも完成度の高い滑らかな曲面で構成されています。それに対し、急造仕様の装甲や補強パーツを増設していくことで、試作機のようなラフで力強い方向に大きくイメージを変えることを目指しました。製作の過程で元のパーツは極力外さず、後付け装甲でどこまでシルエットと印象を変えられるかを追求しています。崩れていくバランスを別の改造でまたバランスを取るようにデザインしていきました。
中央町戦術工芸のデザインは近未来的ですが、どちらかというと洗練されていない方の近未来を志向しています。今回の改造も既存の車体が持つイメージをよりソリッドで荒々しい方向に拡張できたと思います。
グラフィック面では中央町戦術工芸のテイストを散りばめつつ、MTシリーズの開発コンセプトから着想を得た「駆動125」というロゴを作成して使用しています。元の車体に記されていた国土交通省の型式認定番号も今回のコンセプトに合わせ、象徴的なグラフィックとしてデザインに取り入れました。装甲弐輪試作機「駆動125」を通して、バイクという工業製品の新たな拡張性に触れてもらえればと思っています。
(by中央町戦術工芸)「中央町戦術工芸」からのコメント/ヤマハ発動機の公式サイトから
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イベント情報
装甲弐輪試作機「駆動125」展示/コラボ限定商品の販売
- 「中央町戦術工芸」店舗展示の日時
- 2024年11月20日~
- 場所
- ラフォーレ原宿 B0.5F
- 東京都渋谷区神宮前1-11-6
◾ヤマハ発動機×中央町戦術工芸 共同ブース出展
東京コミコン2024(東京コミックコンベンション2024)
日時:2024年12月6日~8日
場所:幕張メッセ 1~5ホール ブース番号:E-13(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
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