雪下まゆ、個展「FACE」開催 装丁やファッションなど活躍の幅を広げるアーティスト

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KAI-YOU編集部_アート部門
雪下まゆ、個展「FACE」開催 装丁やファッションなど活躍の幅を広げるアーティスト
雪下まゆ、個展「FACE」開催 装丁やファッションなど活躍の幅を広げるアーティスト

雪下まゆさんの個展「FACE」メインビジュアル

イラストレーター・雪下まゆさんが、2冊目の作品集『FACE The Artworks of Mayu Yukisita』の刊行にあわせた展覧会「FACE」を開催する。

場所は東京・銀座のMHギャラリー。会期は11月11日(火)~24日(月)。会場では『FACE The Artworks of Mayu Yukisita』が先行販売される。

【画像】雪下まゆさんの作品

広告/装丁/ファッション業界で活躍する雪下まゆ

雪下まゆさんは1995年生まれ、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業のアーティスト。 写実的でありながらデフォルメやラフなタッチを残した独自の画風で注目を集めている。

雪下まゆさんプロフィールイメージ画像

主な仕事は、辻村深月さんや朝井リョウさんの小説作品の挿画/装画、川谷絵音さんのソロプロジェクトのアートワーク、雑誌『MUSIC MAGAZINE』表紙など。

そのイラストは、逢坂冬馬さんによる2022年本屋大賞受賞作『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)や東京モード学園のテレビCMなどでも知られており、2024年には「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」にも選出されている。

2020年6月には自身のファッションブランド・Esth.(エスター)を立ち上げ、ファッションデザイナーとしても活躍。広告/装丁を中心に様々なジャンルへ活動の場を広げている。

『FACE The Artworks of Mayu Yukisita』書影

雪下まゆが継続的に扱うテーマ「顔」ついて探る個展「FACE」

個展「FACE」では、雪下まゆさんの創作における集大成と位置づけた新作シリーズを発表主題となるのは、「フィルムで撮影した自らの顔」。

デジタルではなく、あえてアナログなフィルムを選んだ背景には、偶然性と時間の痕跡を持つ現像の揺らぎへの関心が原点として存在しているという。

雪下まゆさんはこれまでも、「顔」をテーマに作品をつくり続けてきた。その根源である「顔」という最も個人的で、かつ普遍的なモチーフを通して、記憶と現在、実像と虚像の間に立ち現れる「もうひとつの顔」を探る試みが展開される。

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イベント情報

FACE

会期
2025年11月11日(火)〜11月24日(月)
時間
12時〜17時(火~土)※月・日・祝休み
場所
MHギャラリー
東京都中央区銀座6-4-4 TEZUKA GINZA BLDG. 5階

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