中国とインドネシアのハーフである兎遊(うゆ)さん。そして、絵も高く評価されたろるらりさんがダブルグランプリに決まった。
「去年からずっと受けたくて、今年やっと受かってすごく嬉しい」とコメントした兎遊さん。「これをきっかけにもっと楽しいことができたら」とろるらりさん
そして、過去最多となる12名のミスiD受賞者も選ばれた。グランプリの兎遊さんとろるらりさんに加えて10名。西ひよりさん。小倉青さん。五味さん。詩乃さん。谷のばらさん。戸田真琴さん。新倉のあさん。ほのかりんさん。やねさん。リオさん。
グランプリ2名の写真をもっと見る 撮影:Diora
「ミスiD」とは? ミスiD 2018受賞者12名のコメント
(左)「ミスiD」審査委員長の小林司さん、司会をつとめたのは、2016年の準グランプリ・菅本裕子さんとお笑いコンビ・しずるの村上純さん
『ViVi』モデルの玉城ティナさんや神スイングで話題を呼んだ稲村亜美さん、“笑わない美少女”こと蒼波純さんといった、アクの強い個性豊かな女性たちを輩出してきた。
会場に集った審査員
兎遊さん
西ひよりさん「本当にただの変態でオタクだけど、誰かの何かになれていたら嬉しいです」
小倉青さん「ミスiDはちょっと敬遠してました。よく知りもせず、うさんくさい催しだなと。応募の時に『誰かの光になりたい』と書いたけど、誰かというのは実は決まっていて、自分の大切にしている人たちの光になれればいいなと。そして、いつの間にかそこにミスiDも入っていた。選んでいただけて光栄です、本当にありがとうございました」
五味さん「呼ばれると思ってなかったです。今でもなんで呼ばれたかよくわかってないけど嬉しいです。頑張って生きようと思います」
谷のばらさん「本当に嬉しくてたまらない。歌をつくってきてよかったなって思いました。これからも自分だけにしかできない音楽、人に影響を与える音楽をつくって歌っていけたらいいなと」
詩乃さん「そんな暗いタイプじゃないけど人としゃべるのが苦手で、学校ではぼっちなんです。悪いことじゃないはずなのに劣等感があって、それでミスiD受けたんですけど何も得られなかったと考えたらすごく怖かった。一人はかっこいいけど、一人じゃなくてたくさんの人と自分を大切にしながら関わっていけたらいいなと思います」
戸田真琴さん「R-18作品にでているから、他のミスiDの子と絡んだりすると悪影響あったらいけないと思って(してなかった)。でも、私は暇さえあればずっと見ていました。ひねくれてたりまっすぐすぎて悩んでたり、生きるのが楽しい人や死にたい人がいる。そして、誰も、誰の上でも下でもないということ。いろんな人がいていいということをちゃんと裏付けているのがミスiDで、今日それを体験としてわかることができたことが幸福だった」
新倉のあさん「勢いで応募しちゃって、最初はまじで嫌だった。けど、辞めずにちゃんと頑張って続けてよかったと今では思っています。ありがとうございました」
ほのかりんさん「私も何回も辞めようと思って、すごい死にたいと思った時もあって、でも死ななくてよかった。ミスiDはメンヘラの集いみたいなもんだからそういう人もいっぱいいると思うけど。ミスiD、ありがとうございました」
やねさん「私はニートで、何も活動してない一般人で。応援してくれるのも嬉しかったけど段々プレッシャーになってきて、私も辞めたくなっていたけど、他の子と話してる接しているうちにみんな大好きになった。受けてよかった」
リオさん「半年前まで看護学生で、わたしには何もなかったけど、嬉しい。自分も頑張ってみようって思ってもらえるような生き方をしようと思った」
ろるらりさん
個人賞の発表、全17名
「審査員それぞれの個人的なラブレター」と説明された個人賞。この日、参加できなかった審査員以外は、受賞時にコメントを送っている。
紗倉まな賞は星屑さん。
紗倉さん「すごく良い暗さ。名前に『屑』が入ってるけど、一番光っている屑、本当に素敵でした、大好きです」
メル先生「僕はイラストレーターなので、雪下さんの描く絵が純粋に好き。絵を描く人がライブパフォーマンスとかイベントで前に出て、ビジュアルもある。『あ、岸田メル本当はこういう感じになりたかったな』って(笑)。絵と本人にギャップがないのが憧れなので」
吉田豪さん「ミスiDのシステムに噛み付いたりと、言葉を持っている人。僕はそういう人が大好き」
縷縷夢兎(るるむう)の東佳苗さん「クリエイターとしてもすごい良い。それと、多分恋愛依存症で、昔の自分を見ているようだった。あと声がすごい好き」
青山裕企さん「彼女は写真映えする、その写真一つ一つが自分らしさを出している。Twitterとかでは結構自然体なんだけど、かつ若い女が生きづらい世の中で覚悟を持っていることが伝わってくる。是非写真集を撮ってみたい」
最終面接で披露したという作品に家入一真さんが感銘を受けたようだと、ミスiD実行委員長の小林司さんが説明
大郷剛さん「モデルとしてもアイドルとしてもやっていけそうなルックスなのに、自信がなさそうで。でも、自分を奮い立たせて頑張っているのがところどころで見えて、審査の中でもどんどん成長していく姿があった」
大山卓也さん「彼女の内側に広がる宇宙、混沌としているのにどこか清潔感がある。ギャップ、底知れぬ魅力を感じた。ブログでその一部をアウトプットしてて、くそ長いしわけわからないけど、その過剰さも素晴らしい。彼女の可能性と将来性にベットしたい」
大森さんはその学科を嫌いと知っているけれど、大森さんと同じ学校で同じ学科に在籍しているという彼女。面接時、大森さんへの思いを手紙にしたためて、手渡していたという。
菅野結以さん「私の好きなデカダンス、退廃美を全身で表現していた。絵も、自分でつくっている洋服もそうだし、すべてにおいて一貫した美学があって、それが怪しくて狂おしくて麗しい。昭和からこの世に未練があって成仏できなかった幽霊みたい」
椿原さんは「倉持さんは人気グラビアモデルで憧れの存在なので、その方に賞までもらえて嬉しい」とコメント
小林司さんコメント「バチェラーで最後まで残っていた人として有名。でもミスiDでは自信がなさそうで、不思議だったけど最終面接ではいろんなことを話してくれた。あと、会う人会う人に口説かれるという特技を持っている」
「トークもエントリーシートも本当に面白くて、(テレビ東京プロデューサーが選んだということは)テレビでも通用するということでしょう」と小林さんがコメント
「中学の時からAAAもSKY-HIも聴いてたから、そんな人に選んでもらって本当に嬉しい」とかなまるさんがコメント
「中郡さんの個人賞がなければ今回は受賞はないと思ってたので、よかったです」とエリカさんはコメント。踊りの才能に光るものがあった、とは小林さん
山戸結希賞は、愛美さん。
山戸結希さんコメント「誰がどうみても圧倒的で。映画に殺されるような体験をして、いまは音楽にいらっしゃるのでどうかなと思うけど、私は撮りたい。映画の世界は汚れとか足の引っ張り合いとか、地獄みたいな部分もあるけど、そういう見えるものも見えないものも全部入ってるからこそ愛が美しく光るもの」。「女優は辞めたのでびっくりでした。でも、本当に今の言葉は嬉しかったです」と愛美さんは応えた。
バラエティーに富んだ各賞の受賞者
なにがなんでも幸せになってほしい女の子へ贈る賞として新設された「死んだふりして生きるのはもう飽きた賞」は4名。中村ありささん。のあちさん。ももかひめ。さん。柳ゆうかさん。中村ありささん
のあちさん
ももかひめ。さん
柳ゆうかさん
ぷるこさん
小此木流花さん
正本レイラさん
月野雪さん
麦島汐美さん
植松咲衣さん。「満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い」というミル『自由論』の一節を引いて、「アイドル界のソクラテスになってください」と山戸さん。
戦慄かなのさん
まおさん
守崎二花さん
「最終面接中に、ミスiD史上、一番の事件が起きた。今はこれしか言えないけど、いつか言える日が来るかも。とにかくすごかった」と小林さんはコメント
3DによるSayaさん/公式サイトより
橋本ルルさん
ゆきさん
つぶらさん。それに相応しい人が現れた時にだけ贈られる「特別な賞」と小林さん
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:1358)
賞の数があり過ぎw
匿名ハッコウくん(ID:1356)
グランプリのハーフの子、めちゃ美人だわ