ストリーマーのスタンミ(スタンミじゃぱん)さんと偶然出会い、配信で数々の名場面を生み出したソーシャルVR・VRChatユーザーのトコロバ(所場)さん。
実は、イラストレーターとしての顔もあり、これまで自身のXなどに作品を投稿していました。
そんなトコロバさんの個展「自分展」が、8月2日~8月10日に大阪で開催。初の個展ながら、延べ952人が訪れたとのことです(外部リンク)。
そして、8月17日からはVRChat上でも開催。8月31日(日)までの期間限定で、会場ワールドが公開されています。今回は、VRChatで開催中の「自分展」のレポートをお届けします。
目次
2024年のVRChatをスタンミと盛り上げたトコロバ
トコロバさんは、2024年7月にスタンミさんの配信に登場。1体1のランダム会話マッチングワールド・NAGiSAで偶然出会い、そのキャラクターの濃さで一躍注目を集めました。
その後もスタンミさんの配信にたびたび出演。二人でVRChatを楽しく遊ぶ様子は多くの人々に届き、VRChat日本ユーザーが爆発的に増加するきっかけとなりました。
現在、トコロバさんはイラストも描きつつ、YouTubeチャンネルで配信も実施。「SUZURI byGMOペパボ」のVRChatグッズデザインコンテストで特別審査員をつとめるなど、幅広い活動を見せています。
トコロバ作イラストが多数展示 ゆかりの品も
「自分展」VRChat会場は、複数のセクションに分かれた大きめのミュージアムのような空間となっています。
トコロバさんの描いたイラストが展示されている/筆者撮影
展示物はトコロバの描いたイラストがメイン。一部、トコロバにゆかりのある3Dモデルも展示されています。
トコロバさんの代名詞的アイテム・アイス
展示イラストのタッチは様々。ゆるい近況報告イラスト、VRChat配信の一幕を描くポップなイラスト、ゲームキャラクターやオリジナルキャラクターを描いたイラストなど、幅広い作品が展示されています。
ビビッドな色使いのイラストも多め
トコロバさんのとあるイラストを再現した空間
一部の展示区画は、イラストを再現した空間になっています。イラストの構図を自分でマネして自撮りしてみるのも楽しそうです!
"真っ白な夏"をカメラで切り取る インタラクティブな展示空間も
イラストや3Dモデルの枠を超えた、ユニークな展示もあります。
真っ白な空間に、電柱と人。
例えば、この真っ白な空間。電柱と人物が数人いるだけです。平面の人物イラストは、おそらくトコロバさんが描いたものと思われます。
そして、この区画にはポラロイドカメラが一つ落ちています。このカメラはただの3Dモデルではなく、つかんでコントローラーのトリガーを引くと、レンズの先にあるものを撮影できます。
電柱の近くにはポラロイドカメラが置かれている
画角と被写体を決めてシャッターを押せば、夏の風景をシンプルに描いたイラストのような一枚が! 空間だけを用意し、どのような絵にするかは来場者に委ねる、インタラクティブな展示作品です。
あなたはこの空間をどう切り取りますか?
その他にも、会場内にはときどき目を引く3Dオブジェクトや、ポップなステッカー調のイラストなども現れます。順路も一つの作品として楽しめる、遊び心ある会場設計です。

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