eスポーツチーム・Crazy Raccoonに所属するVTuber・赤見かるびさんが、10月24日にソーシャルVR・VRChatにオリジナルワールド「BURGER PRINCESS」を公開しました。
このワールドは、8月に実施された赤見かるびさんの3Dモデルお披露目配信で登場した空間がベースになったもの。VRChat向けに最適化しつつ、様々なギミックも実装されたワールドです。
同日には、赤見かるびさん自身がこのワールドを紹介する配信を実施。ワールド内の様々な特徴を解説しつつ、自身のVRChatプレイにも言及しました(外部リンク)。
破竹の勢いが止まらないVTuber・赤見かるび
赤見かるびさんは2021年、個人勢としてデビュー。
予測不能かつ大胆不敵なトークと振る舞いで、2023年12月には「世界で最も視聴された女性ストリーマー」になるなど、注目を集めているVTuberです。
2024年9月にはユニバーサルミュージックからのメジャーデビューと、Crazy Raccoonへの加入を発表。2025年8月にはTVアニメ『友達の妹が俺にだけウザい』の主題歌アーティストに起用されるなど、破竹の勢いで活躍を続けています。
赤見かるびさんの3Dモデルお披露目配信で登場した「BURGER PRINCESS」/画像はYouTubeスクリーンショットより
2025年8月29日には3Dモデルを獲得。このお披露目配信で、3D背景空間として「おにくの国のハンバーガー屋さん」が登場しました。3D制作をmochiさんとᴏᴛᴛᴏᴛᴛᴏさん、外観デザインをPacchiさんが担当しています(外部リンク)。
そして、この配信内でVRChatでのワールド化も予告。ワールド公開にあたり、VRChat向けシステム制作者のさたにあさんがギミックを加え、Webエンジニア/クリエイターのロジさんが最適化を実施しています。
キュートでポップなハンバーガー屋さんにようこそ
筆者も実際に「BURGER PRINCESS」に行ってみました。
ワールドはPC版のみ訪問可能で、先日公開されたiOS版/Android版では訪問不可です。
「BURGER PRINCESS」外観/筆者撮影
「BURGER PRINCESS」店内/筆者撮影
猫とハンバーガーがモチーフの建物は、外装も内装もキュート&ポップ! ピンクがメインのカラーリングやボーダー柄、バラの花などのワンポイントが、ガーリーな雰囲気を作り上げています。
「BURGER PRINCESS」のハンバーガーとドリンク/筆者撮影
もちろん、ここはハンバーガーショップ。猫のバンズがかわいいハンバーガーに加え、サイドメニューや飲み物は、手に持ってインタラクトすることで実際に食べることができます。
「BURGER PRINCESS」厨房内の冷蔵庫/筆者撮影
レジの中にある厨房に入ることもできます。冷蔵庫やキッチンには、かるび店頭のメモ書きとおぼしきものも。細部までこだわりがつまっています。
2階はくつろぎスペース 「デブかるび」アバターも配布中!
建物の2階には、多人数でくつろげるスペース「チーズルーム」が用意されています。チーズ色の広間や、お肉色のお部屋など、赤見かるびさんのモチーフが随所に見られます。
「BURGER PRINCESS」2階・チーズルーム/筆者撮影
「BURGER PRINCESS」2階・チーズルーム/筆者撮影
動画プレイヤーも設置されたこの空間は、複数人でまったりと過ごすのに最適。また、1階の店舗で提供されているフードに加え、チーズフォンデュコーナーの設けられています。具材も赤見かるびさんらしいものがそろっています。
チーズフォンデュにはワイルドな具材も!/画像はYouTubeスクリーンショットより
このほか、赤見かるびさんの派生キャラクター「デブかるび」の巨大ベッドや、部屋内の色味や明るさなどを調整するボタンなど、見どころはもりだくさん。
そして、最もユニークなポイントは、「デブかるび」のアバターに着替えられることでしょう。
「BURGER PRINCESS」で入手できる「デブかるび」アバター/筆者撮影
「デブかるび」アバターは、チーズルームのとある場所にいる「デブかるび」に触れると入手できます。
手足が極端に短いのでVRモードの操作感はクセがありますが、まるまるとした体型とスマイルがなんとも愛らしい……
「デブかるび」アバター使用例/筆者撮影
みんなも、VRChatで「デブかるび」になっちゃおう!!
インストールは7年前!? 赤見かるびとVRChat
赤見かるびさんは「BURGER PRINCESS」紹介配信で、自身のVRChatプレイ内容についても触れました。
VRChatにおける赤見かるびさん。市販アバター「キプフェル」の改変モデルです。/画像はYouTubeスクリーンショットより
曰く、VRChatのインストール日時は7年前(2018年)。デビュー前からプレイしていたようで、今回の配信でもVRChat特有の仕様や用語を、慣れた口調で説明する場面が見られました。
主なプレイスタイルは「着せ替え」とのこと。普段からアバター改変を楽しんでいるようです。実際、赤見かるびさんが配信中で利用しているのは、市販アバター「キプフェル」を改変(カスタマイズ)したものです。
また、VRモードの利用率はほどほどで、普段は周囲の人の会話を聞きながら、アバター改変やその他作業をしているそう。わかる人向けの言葉を使うなら「デスクトップ作業勢」かもしれません。「リアルタイムで聞く人々の話が楽しい」ようです。
このほか、VRChatのディープなカルチャーにも言及したり、配信中の細かな手つきから、VRChatにはだいぶ慣れ親しんでいることが伝わります。今後の赤見かるびさんの活動に、VRChat配信も加わってくるかどうかも、気になるところです!
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