楽器に乗るという新体験! 音を奏でる電動車いすを2つのヤマハが発表

楽器に乗るという新体験! 音を奏でる電動車いすを2つのヤマハが発表
楽器に乗るという新体験! 音を奏でる電動車いすを2つのヤマハが発表

音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」/画像は全て「&Y(アンディ)」Webサイトより

楽器や音響機材の製造を主とするヤマハと、オートバイなどの乗り物を手がけるヤマハ発動機が共同でデザインするプロジェクト「&Y(アンディ)」から、音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」が発表された。

10月、パフォーマンスにて披露!

これまでにも。球体型ドラム2人用マリンバなど、自動車と楽器を手がける両社ならではの洗練されたデザインで話題を呼んできたヤマハとヤマハ発動機のデザイン部門。新プロジェクト「&Y」では、両社がはじめて共同でコンセプトモデルのデザインに取り組み、共通する「ヤマハらしさ」の体現を目指す。

今回は、音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」をデザインし、コンセプトモデル3台を制作。

この車いすは、国内外で活躍するアーティストやデザイナーたちと企業や福祉施設を繋げ、新しいモノづくり・コトづくりに取り組むNPO法人「SLOW LABEL」によるプロジェクト「SLOW MOVEMENT –The Eternal Symphony-」のパフォーマンスで使用される。

パフォーマンス公演は、10月3日(土)に、東京・青山にある国連大学前広場にて、10月25日(日)には、東京・江東区にある豊洲公園にて行われる。

「楽器に乗る」という新体験

「&Y01」のデザインは、波間を思いのままに駆け抜ける白いヨットをイメージ。帆のような「TLFスピーカー」を含めた全体像は「♪(8分音符)」を表現。真っ白な「JWスウィング」は、アシスト機能により、誰かに背中を押されているように軽く滑らかな移動を実現しているという。

本体の両側には、パフォーマーの表現を拡張する薄型のパーカッションを搭載。ドラムの胴のようなバッテリーカバーも合わさり、「楽器に乗る」という新しい体験を提示する。
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イベント情報

「SLOW MOVEMENT」公演

東京・青山会場
日程
2015年10月3日(土)
雨天中止振替10月4日(日)
(当日8時に以下SLOW LABEL「SLOW MOVEMENT」ホームページ内に掲示)
場所
国連大学前広場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
時間
パフォーマンス 14:00〜/16:00〜(各回約15分)
主催
スロームーブメント実行委員会
東京・豊洲会場
日程
2015年10月25日(日)
場所
豊洲公園(東京都江東区豊洲2-1)
時間
パフォーマンス 12:00〜/14:00〜(各回約15分)
主催
スロームーブメント実行委員会
共催
スポーツバイアートイニシアチブ

関連イベント「第五回スペクトラムサロン スロームーブメント・トーク」

日程:2015年10月3日(土)
場所:スパイラル B1 CAY(東京都港区南青山5-6-23)
時間:17:30〜19:30
登壇者:栗栖良依(スロームーブメント総合演出/スローレーベルディレクター)
長屋明浩(ヤマハ発動機株式会社 デザイン本部長)
川田学(ヤマハ株式会社 デザイン研究所 所長) 他
参加費:1,000円+ワンドリンク500円

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