スケルトンなマッコウクジラのフィギュアが美しいとTwitterで話題になっている。
このクジラをつくり、写真を投稿したのは造形師/デザイナーの吉本大輝さん(吉本アートファクトリー)。
光沢のある表面と、その中にリアルなクジラの骨格が透けて見えるこの作品を、吉本さんは『玉骨標本』と名づけている。
KAI-YOU.netでは吉本さんに制作の経緯や、制作の方法について話を聞いた。
「国立科学博物館に行った時に一際カッコイイ骨を見つけて、何の骨だろうと思いキャプションを見ると、マッコウクジラと書いてありました。マッコウクジラといえば、ものすごく大きな頭をしているのにこれだけしか骨が無いのか、と驚いたのがきっかけです」
たしかに作品を見ると、クジラの大きな頭部には骨がほとんど見られない。
吉本さんは「遠い未来に新人類がマッコウクジラの骨を化石として見つけても、絶対こんなに頭が大きいなんて思わないですよね」と話してくれたが同感だ。
図鑑に載っている恐竜も、本当はもっと違った姿をしていたのかもしれない。
吉本さんは「データを作るのに少し技術はいりますが、逆にそこさえクリアできれば誰でも作ることができます」というが、緻密な骨組みとそれを包む体のフォルムの完成度には驚かされるばかり。 今後、小さいサイズのマッコウクジラの受注生産を行い、通販を行っていく予定だという。
チビマッコウクジラについては、「販売形式は受注生産の通信販売になります。追加情報もツイッターで随時発信していきます!」とのことなので、気になる方は吉本さんのTwitterをチェックしよう。
このクジラをつくり、写真を投稿したのは造形師/デザイナーの吉本大輝さん(吉本アートファクトリー)。
光沢のある表面と、その中にリアルなクジラの骨格が透けて見えるこの作品を、吉本さんは『玉骨標本』と名づけている。
KAI-YOU.netでは吉本さんに制作の経緯や、制作の方法について話を聞いた。
前作ったクジラ pic.twitter.com/FUYcI3zlIQ
— 吉本アートファクトリー (@y_a_f1226) April 6, 2020
大きさと骨の少なさのギャップを作品へ
『玉骨標本』を制作したきっかけについて、吉本さんは以下のように話してくれた。「国立科学博物館に行った時に一際カッコイイ骨を見つけて、何の骨だろうと思いキャプションを見ると、マッコウクジラと書いてありました。マッコウクジラといえば、ものすごく大きな頭をしているのにこれだけしか骨が無いのか、と驚いたのがきっかけです」
たしかに作品を見ると、クジラの大きな頭部には骨がほとんど見られない。
吉本さんは「遠い未来に新人類がマッコウクジラの骨を化石として見つけても、絶対こんなに頭が大きいなんて思わないですよね」と話してくれたが同感だ。
図鑑に載っている恐竜も、本当はもっと違った姿をしていたのかもしれない。
フルカラー3Dプリンターで生み出すクジラ
ZBrushという3Dモデリングソフトでデータを作成し、国内メーカー・ミマキエンジニアリングのフルカラー3Dプリンター「3DUJ-553」を使用してつくられたというこの作品。吉本さんは「データを作るのに少し技術はいりますが、逆にそこさえクリアできれば誰でも作ることができます」というが、緻密な骨組みとそれを包む体のフォルムの完成度には驚かされるばかり。 今後、小さいサイズのマッコウクジラの受注生産を行い、通販を行っていく予定だという。
チビマッコウクジラについては、「販売形式は受注生産の通信販売になります。追加情報もツイッターで随時発信していきます!」とのことなので、気になる方は吉本さんのTwitterをチェックしよう。
吉本さんのほかの作品も見るチビ マッコウクジラ
— 吉本アートファクトリー (@y_a_f1226) April 6, 2020
販売予定 pic.twitter.com/YPDCqKTPXO
見惚れる造形・イラスト
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