小説家・知念実希人さんによるモキュメンタリーホラー小説『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』が9月18日(木)に双葉社から刊行された。
価格は1760円(税込)。本作は8月20日に発売された同著者による小説『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』と対になる作品で、作中に登場した都市伝説の怪物「ドウメキ」の正体が明らかになる。
猟奇事件を描いたモキュメンタリーホラー小説
『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』は、東京都多摩市で自称フリーライターの八重樫に11名が惨殺された猟奇事件を軸に物語が展開していく。
ミステリーであり、ホラーでもあるモキュメンタリーとして描かれる本作は、予約が殺到しており発売前重版が決定している注目作。
右ページがスマホの画面、左ページは主人公の語りとなっている画期的な構成をした小説『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』と共に、累計15万部を突破する大ヒットを記録している。
『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』表紙
医師というバックボーンを活かした小説家・知念実希人
知念実希人さんは、東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医というバックボーンを活かした医療ミステリーを得意とする作家。
2011年に第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。2012年に同作を改題した『誰がための刃』で作家デビュー。
他には「天久鷹央」シリーズや、『崩れる脳を抱きしめて』『ムゲンのi』などの代表作で知られている。

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