にじさんじによる夏の大型配信企画「にじさんじ甲子園2025」の本戦が、7月25日(金)~7月27日(日)に開催された。
ゲーム「パワフルプロ野球」シリーズを用いた、毎年恒例のゲーム配信企画で、今回は過去最多となる10名のライバーが監督として参加。
例年から大幅に一新されたルールのもと、白球の熱戦が繰り広げられた。
YouTubeの様々なデータを収集・公開しているWebサイト「PLAYBOARD」によれば、初日の7月25日の配信が最大同時接続者数232,849人を記録(外部リンク)。決勝戦が行われた7月27日の配信は、最大同時接続者数226,106人となった(外部リンク)。
【画像】「にじさんじ甲子園2025」全試合結果リーグ戦からダブルエリミネーションへ変更された「にじさんじ甲子園2025」本戦
「にじさんじ甲子園」は、個人勢VTuber・天開司さんとにじさんじの舞元啓介さんが共同主催する大型企画。
2020年から毎年開催されており、現在は本戦配信の同時接続が6桁を超える人気企画へと成長。スポーツ雑誌『Sports Graphic Number』で特集されるなど、VTuberシーンの外からも注目を集めている。
今大会の参加監督は以下の通り。
■「にじさんじ甲子園2025」参加監督
樋口楓(VR関西圏立高校)
叶(私立願ヶ丘高校)
エクス・アルビオ(英雄アカデミー)
葛葉(神速高校)
椎名唯華(にじさんじ高校)
レオス・ヴィンセント(青春まめねこ学園)
笹木咲(ぱんだ立どじゃ高校)
リゼ・ヘルエスタ(王立ヘルエスタ高校)
イブラヒム(帝国立コーヴァス高校)
加賀美ハヤト(決闘学院)
育成期間は6月16日(月)~7月18日(金)。各監督はゲームモード「栄冠ナイン」で、にじさんじ所属ライバーから名前を引用した所属選手を3年かけて育成し、本戦に臨んだ。
今回は育成期間および本戦大会に、大幅なルール変更が実施されたのも特徴だ。
本戦大会は、これまでのリーグ戦から、ダブルエリミネーションに変更。
2敗で敗退が決定するトーナメント方式で、1敗でも敗者サイドのトーナメントを勝ち抜けば優勝決定戦に進出できる方式となった。
優勝決定戦は笹木咲vsリゼ・ヘルエスタ 勝負の行方は……!
3日間に渡るトーナメントの末、優勝決定戦まで勝ち上がったのは、笹木咲さんのぱんだ立どじゃ高校と、リゼ・ヘルエスタさんの王立ヘルエスタ高校。
1回裏でぱんだ立どじゃ高校が先制するも、4回表で王立ヘルエスタ高校の打線が爆発。一気に3点を獲得。
8回表、王立ヘルエスタ高校・ペトラ選手がホームラン!/画像は配信より
6回は互いに1点ずつ取りつつ、8回表の初球で王立ヘルエスタ高校のペトラ グリンさんがホームラン。しかし、8回裏にはぱんだ立どじゃ高校も1点を返し、一進一退の攻防が続いた。
そして、9回は互いに粘り強く守り、2点差を維持したまま試合終了。王立ヘルエスタ高校が、2022年大会以来3年ぶりの優勝を飾った。
優勝旗を掲げるリゼ・ヘルエスタ監督/画像は配信より
試合後、監督のリゼ・ヘルエスタさんには優勝旗が授与。全監督と主催たちがフル3Dで集まったマウンドで、晴れ晴れと栄冠の証が振られた。
なお、「にじさんじ甲子園2025」の本戦は終了したが、8月17日(日)にはエキシビションマッチが開催予定だ。

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