バーチャルライバーグループ・にじさんじに所属するVTuber・月ノ美兎さんが10月26日、自身の7年間の活動を振り返る自己紹介動画を公開した。
本人によれば、最近の動画などから自分を知った人にも、自分がどういう人間なのかを理解してもらうべく、今回の動画を制作したという。
動画の中では、VTuberをよく知っている人にとっては懐かしい2019年のアニメ『バーチャルさんはみている』をはじめ、音楽活動や人生などに触れながら、月ノ美兎さんの経歴や人間性を掘り下げている。
初期の人気動画「10分で分かる月ノ美兎」を振り返る
月ノ美兎さんは、VTuber文化の黎明期である2018年2月に、にじさんじの1期生としてデビュー。
デビュー時にも自己紹介動画を投稿しているほか、活動の初期には配信の見どころをまとめたシリーズ「10分で分かる月ノ美兎」なども人気を集めていた。
今回は、活動8年目にして改めて自己紹介動画を制作。「10分で分かる月ノ美兎」が制作された経緯や、当時の心境なども語られている。
歴史を感じる『バーチャルさんはみている』への言及
動画内では、徐々に活動の幅が広まってきた時期の事例として、アニメ『バーチャルさんはみている』にも言及。
同作は2019年1月に放送された、VTuberたちが本人役で出演するアニメ。ミライアカリさん、電脳少女シロさん、猫宮ひなたさん、月ノ美兎さん、田中ヒメさん、鈴木ヒナさんらが出演した。
VTuberシーンの初期でありながらアニメ化されるというその圧倒的なスピード感に加え、第1話では一部が静止画になるなど、あらゆる面で黎明期を象徴する作品として認識しているファンも多い。
「何物にも代えがたい経験」「『是非見てください』と強制することはできないが、そういうアニメがあって、とても業界に貢献した(?)ということは知っていただきたい事象でございますよね…」と振り返っている。
VTuberシーンのスラング「てぇてぇ」の歴史を紹介
また、月ノ美兎さんと交流のあるライバーたちを紹介する中で、VTuberシーンから広まったスラング「てぇてぇ」の歴史を紹介。
自身と樋口楓さんを扱った二次創作がその起源だとされていることを語りながら「わたくしが関係する、世間に一番浸透したワードなんじゃないかな」とコメントした。
「てぇてぇ」が生まれた経緯を説明する月ノ美兎さん/画像は自己紹介動画から
その他には、自身を育んだ幼少期の経験やレーベルに所属しての音楽活動、そして“不審者”こと謎の存在・謎ノ美兎なども振り返っている。
VTuberの歴史と共に歩んできただけあって、振り返る内容にもVTuberやにじさんじを語るうえで外せない事象が多く含まれた動画となっている。
この記事どう思う?
関連リンク
2件のコメント


小林優介
KAI-YOU編集部の小林です。
コメントをいただきありがとうございます。
ご指摘いただきました件につきまして、記事としては該当の説を正当とする意図は無く、あくまで動画内で触れられている旨を紹介する意図で記述しておりました。
しかし、ご指摘のとおり記事タイトル等で無根拠に肯定しているように読める形となっておりましたため、記述を修正いたしました。
クローバー4
「てえてえ」は悟空が「尊い」を言ったらそうなるのではないかと言うことでそれ以前に言われており、月ノ美兎と樋口楓の二次創作が起源であるというのは事実ではない
それ以前に「たかさき姉貴」と言う絵師がアストルフォを題材に使っており、起源とするならそこになる
少し調べれば分かることを書かないのはこサイトの悪癖である
ライターが責任を持たないのも悪癖である