VTuber/バーチャルライバーグループ・にじさんじによる夏の大型配信企画「にじさんじ甲子園」の開催に向け、公式YouTubeチャンネルでドラフト会議の模様が配信されました。
ゲーム「パワフルプロ野球」シリーズを用いて、架空の高校の野球部監督とライバー10名が自身のチームを率いてしのぎを削る“にじ甲”こと「にじさんじ甲子園」。
6月15日のドラフト会議では、各チーム(高校)の出場選手が決定。さらに7月25日(金)から27日(日)までの3日間開催される本大会について、都内の会場でライブビューイングの実施も決定しました。
目次
「にじさんじ甲子園2025」ドラフト会議に集った参加監督
「にじさんじ甲子園」は、ゲーム「パワフルプロ野球」シリーズを使ったゲーム配信企画で、2020年から毎年開催されています。決勝戦の最大同時接続数は30万人を超える人気企画です。
架空の高校の野球部監督となった参加者は、ゲーム内におけるチームを育て甲子園を目指すモード「栄冠ナイン」を使って戦います。
個人勢VTuber・天開司さんとにじさんじの舞元啓介さんが共同主催を担当。スポーツ雑誌『Sports Graphic Number』で特集されるなど、VTuberシーンにとどまらない広がりを見せています。
2025年は「にじさんじ甲子園2025」として開催。過去最多となる10名のライバーが監督として出場。今後の育成期間を経て、7月の本戦で激突します。
■「にじさんじ甲子園2025」参加監督
樋口楓(VR関西圏立高校)
叶(私立願ヶ丘高校)
エクス・アルビオ(英雄アカデミー)
葛葉(神速高校)
椎名唯華(にじさんじ高校)
レオス・ヴィンセント(青春まめねこ学園)
笹木咲(ぱんだ立どじゃ高校)
リゼ・ヘルエスタ(王立ヘルエスタ高校)
イブラヒム(帝国立コーヴァス高校)
加賀美ハヤト(決闘学院)
「にじさんじ甲子園2025」出場チーム/メンバー
「にじさんじ甲子園」では例年、監督陣がゲーム内の機能を使い、名前やビジュアルをにじさんじVTuberにエディットした選手を育成。育て上げた選手と共に大会を戦います。
6月15日のドラフト会議では、監督陣からの指名や抽選などによって、「にじさんじ甲子園2025」の参加チームのメンバーが決定しました。
樋口楓監督:VR関西圏立高校/画像はにじさんじ公式Xより
まずは樋口楓監督率いるVR関西圏立高校。ドラフト会議で突如“ハカ”(※ニュージーランド・マオリ族の民族舞踊)を繰り出して登場した樋口楓さんは、関西(弁)を中心としたライバーを招集。名実ともにVR関西勢が揃いました。
叶監督:私立願ヶ丘高校/画像はにじさんじ公式Xより
叶監督の私立願ヶ丘高校は、5位となった前回「にじさんじ甲子園2024」のリベンジに燃えています。
エクス・アルビオ監督:英雄アカデミー/画像はにじさんじ公式Xより
英雄アカデミーを率いるエクス・アルビオ監督は、“英雄”の名前の通りヒーロー的なメンバーを多く獲得。ファンタジー色の濃いメンバーの中にいる剣持刀也さんが、異世界転生のように見えてきます。
葛葉監督:神速高校/画像はにじさんじ公式Xより
神速高校を率いる葛葉監督のドラフト1位指名は“るんちょま”ことルンルン。可愛らしい(?)イラスト付きでの指名に強い意欲を感じます。
椎名唯華監督:にじさんじ高校/画像はにじさんじ公式Xより
「にじさんじ甲子園」に6年連続6度目の出場となるにじさんじ高校の椎名唯華監督。選択した地域は、優勝した「にじさんじ甲子園2023」以来となる「岩手」。ゲーム内の強力な転生選手である大谷翔平選手が出やすい地域のため、再び同選手を引き当てられるか注目です。
レオス・ヴィンセント監督:青春まめねこ学園/画像はにじさんじ公式Xより
青春まめねこ学園を率いるレオス・ヴィンセント監督は、フレン・E・ルスタリオさんを1位指名。フレンさんは過去の「にじさんじ甲子園」で応援歌の歌ってみたを投稿していたこともあり、歌狙いなのでは?と他のメンバーから指摘されましたが、レオスさん自身との関係性やお世話になった人など、にじ甲未経験の新人をバランスよく招集しました。
笹木咲監督:ぱんだ立どじゃ高校/画像はにじさんじ公式Xより
「トラウトで打てないやつはいない」と豪語したぱんだ立どじゃ高校の笹木咲監督。渚トラウトさんをはじめ、新人も積極的に獲得。“夢追翔(平)”さんが大谷翔平さんとなれるのでしょうか?
リゼ・ヘルエスタ監督:王立ヘルエスタ高校/画像はにじさんじ公式Xより
2年ぶり4度目の出場となったリゼ・ヘルエスタ監督率いる王立ヘルエスタ高校。ドラフトは、花畑チャイカさんや戌亥とこさんを逃す波乱の展開。育成期間までに厄払いに行くと明言していました。
イブラヒム監督:帝国立コーヴァス高校/画像はにじさんじ公式Xより
帝国立コーヴァス高校を率いるイブラヒム監督は、ヴォックス・アクマさんを筆頭に、にじさんじEN(NIJISANJI EN)のライバーを積極的に獲得。そうした人選の中、SNSでは海妹四葉さんを主人公にした“イケメンパラダイス”になるのではと話題に。
加賀美ハヤト監督:決闘学院/画像はにじさんじ公式Xより
筋金入りの『デュエル・マスターズ』プレイヤーとして知られる加賀美ハヤト監督率いる決闘学院。ドラフトでは、カードゲームコラボでお馴染みの社築さん、花畑チャイカさんという通称・雑キープ(That's Keep.)の面々を獲得。決闘者(デュエリスト)が揃った人選が注目されました。
「にじさんじ甲子園2025」大幅なルール変更、トーナメント方式に
ドラフト会議では「にじさんじ甲子園2025」のルールも発表。これまでから大幅に変更されています。
代表的なものでは、いわゆる“リセマラ”の緩和。「栄冠ナイン」開始時のリセットについては、3回目以降の指名で転生プロ・OBが出るまで、何度もやり直しが可能に。
「にじさんじ甲子園2025」ルール①/画像はYouTubeより
「にじさんじ甲子園2025」ルール②/画像はYouTubeより
また、本戦はこれまでのリーグ戦方式から、ダブルエリミネーション方式によるトーナメント戦へと変更。ダブルエリミネーションとは、端的に言うと2回負けることで敗退する方式。勝者側と敗者側、それぞれのトーナメントを勝ち抜いたチームが、優勝決定戦に臨みます。
「にじさんじ甲子園2025」トーナメント表/画像はYouTubeより
これらは天開司さんが主催する「Vtuber甲子園」からの導入されたルールです。
「にじさんじ甲子園2025」ライブビューイングも開催
出場メンバーやルールの発表に加えて、「にじさんじ甲子園2025」ではライブビューイングの実施が決定。都内の会場にて、本戦3日間の戦いを楽しむことができます。詳細は、後日発表されます。
「にじさんじ甲子園2025」ライブビューイング/画像はYouTubeより
「にじさんじ甲子園2025」は今後、6月16日(月)から7月18日(金)までを育成期間として、各監督のYouTubeチャンネルで育成配信が行われます。
期間中、毎週木曜日と月曜日には、天開司さんと舞元啓介さんのチャンネルで育成ニュース配信を実施。
7月25日から27日にはいよいよ本戦がスタートします。各校の育成配信はもちろん、そして本戦までの1ヶ月超、にじさんじライバーたちの熱い戦いに注目です。

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