「AIで仕事が減る心配はある?」クリエイターへの調査開始 国への提言に活用

「AIで仕事が減る心配はある?」クリエイターへの調査開始 国への提言に活用
「AIで仕事が減る心配はある?」クリエイターへの調査開始 国への提言に活用

一般社団法人 日本芸能従事者協会の公式サイトより

AIリテラシーに関する全クリエイターのアンケート」と題し、一般社団法人 日本芸能従事者協会がアンケート調査を5月8日から開始している。

調査対象はすべての業種のクリエイター。設問は「AIの推進でご自身の仕事が減少する心配はありますか」「AIによる権利侵害などの弊害に不安がありますか」「AIについて思うことや国への要望を教えてください」などを含む全8問。

日本芸能従事者協会によれば、集計結果は公式サイトで掲載し、政府省庁への提言に使うとしている。

AIの芸術・芸能分野参入を受け 法的な活動・権利保護を求める

ChatGPT」などのチャットAIボットや「Midjourney」「Stable Diffusion」「NovelAI Diffusion」といった画像生成AIをはじめ、AIサービスに注目が集なる昨今。

俳優、音楽家、声優や映画監督、演出家など芸能従事者(=芸能実演家とスタッフ)によるフリーランスのネットワークである日本芸能従事者協会は、5月8日に会見を開催。

「AIの芸術・芸能分野への参入は、芸術・芸能従事者の著作権やその他の権利の十分な保護を伴う必要があり(中略)必要な法的保護を導入するよう強く求めます」と、芸能従事者の活動や権利保護を求める要望書を国に提出したことを明らかにしていた。

また、その翌日となる9日には、労働組合の国際組織・UNI Global Union(ユニ・グローバル・ユニオン)のメディア部会との連帯声明(外部リンク)を公式サイトにて掲載し、同様の主張を行なっている。

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