スイスの心理学者/精神科医のカール・グスタフ・ユングさんのタイプ論を元に、アメリカで誕生した性格診断テスト「MBTI」。
そこから派生した、英・NERIS Analytics Limitedが提供する「16Personalities」をはじめとする性格診断テスト──「討論者(ENTP)」や「冒険家(ISFP)」といった「役職(アルファベット)」の診断結果が出る──は、日本では「MBTI診断」と認知されています(※)。
かつての血液型性格診断ブームのように「MBTI診断」が10代〜20代を中心に流行する中、あるVTuberがふとこんなことを考えました。
「一体、どの『MBTI診断』の性格が“最強”なのか」、と──。
(※)なお、日本MBTI協会は、「16Personalities性格診断テストは、MBTIとは全く別のもので質問も結果の出し方も、正式なMBTIとは全く異なる」「こうした簡単に作られた検査のなかには信頼性も妥当性も検証されていないものがある」と注意喚起しています。
QuizKnockの後輩VTuber「夢川夢」が検証(!?)
その検証企画を行ったのは、GROVE株式会社のVTuberプロジェクト・てらめたる学園の生徒会長をつとめる夢川夢(ゆめかわ ゆめ)さん。
てらめたる学園と知的エンタメ集団・QuizKnockの競業によってデビューした、QuizKnockの後輩VTuberのひとりです。
夢川夢さんは5月22日、「【検証】mbti診断ってよくわからないので一旦全員集めて戦わせてみることにしました【最強は誰だ】」と題した配信をYouTubeで実施。
16種のMBTI診断の性格がトーナメント形式で対戦。
各試合、性格同士が一騎打ちで戦う物語をChatGPTに出力させ、その顛末で勝敗を決める、という企画を行いました。
【出場選手】
建築家/論理学者/指揮官/討論者/提唱者/主人公/仲介者/運動家/管理者/擁護者/幹部/領事/起業家/巨匠/冒険家/エンターテイナー
夢川夢「擁護者がどう戦うのか気になる」「巨匠って何?」
試合のルールを決めるに際し、「ダメージは肉体的なものではなく、金銭的、精神的なものでも可能とし、起き上がることができなくなった時点で負け」と、ChatGPTに命令した夢川夢さん。
曰く、「名前だけ見たら冒険家とか主人公とか勝ちそう」だったので、別の勝ち筋をつくるために設定したとのこと。
出場選手および夢川夢さんが指定したChatGPTへの命令文/画像はYouTubeのスクリーンショット
「擁護者がどう戦うのか気になる」「巨匠って何?」「建築家って戦う術あるのかな?」と語りながら、夢川夢さんはトーナメントを進めていきます。
果たして、どの性格が「最強の性格」という栄冠を手にするのか──その結果はぜひアーカイブでご確認ください。

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