ギミック/ホラー bironistさん、いおりさん「VRChatの常識に収まらないワールドに」
VRワールドが仮想空間と呼ばれるのは、3Dモデルの中を歩き回れるから、というだけではない。様々なオブジェクトやプレイヤーの行動に対して“ギミック”と呼ばれるプログラムを仕込むことで、インタラクティブな体験ができる。
「ぽこピーランド」で主にギミックを手がけたのは、bironist(びろにすと)さん。ゲーム系のVRワールドや3Dモデルの制作を幅広く手がけるVRクリエイターだ。また、「ぽこピーランド」の中でも異色の空間となるホラーコーナーは、同じくVRクリエイターのいおりさんが手がけている。 bironist「僕もいおりさんも、ぬるもとさんから誘われたんです。ぽこピーの動画は普段からずっと観ていて、ランドの事も知っていました。そんな中でぬるもとさんからギミックを制作してほしいとお声がけしてもらったので『もしや、ぽこピーランドか!?』と思ったら本当にそうでした(笑)」
2人に連れてきてもらったバーガーショップでは、ハンバーガーを店員のぽんぽこさんがつくってくれる。ぽんぽこさんの声もしっかりと出る(撮り下ろし)!
ピーナッツくん「今、『カフェラテプリンぽこバーガー』をぽんぽこさんがつくってくれたナッツね。こういう動きというか、ユーザーとのやり取りみたいな仕組みをbironistさんがたくさんつくってくれたナッツ!」
bronist「このバーガーはランダムでつくってくれるんです。いろんな種類を確認してほしいですね。こういうワールド上のゲーム的な動きのことをギミックと言います。100円ショップだとか、たこ焼き屋さんとか。お化け屋敷以外のいろんな場所のギミックを手がけています」
「ぽこピーランド」が他のVRワールドと最も違う部分を上げるとすれば「あらゆるギミックが一つのワールドで楽しめることなのではないか」と語るbronistさんといおりさん。
bronist「VRChatでは、一つのワールドで一つのゲーム(ギミック)を楽しめるというのが常識なんです。でも、ぽこピーランドは、たこ焼きを食べる人がいて、グミコースターに乗る人がいて、お化け屋敷に行く人もいる──いろんなことやってる人が同時にいて、それが多発的に起きるんです」
ピーナッツくん「bronistさんのアイコンというか、変なキャラがあるじゃないですか(笑)。彼がつくったワールドには、このキャラがどこかにいて。いろんなワールドで彼の存在を知っていたから、すごい人が来たと思ったナッツ!」 ファンの間ではお馴染みの「ピ虐」……VRホラーゲームもギミックの宝庫だ。それならホラーのギミックもbronistさんがつくったのかというと、そうではないらしい。
いおり「ホラーアトラクションは、全体を通して僕が担当しました。本格的なホラーにするためランド本体とは別の雰囲気にする必要があって、モデル制作から動きなど含め専念させてもらうためです」 いおり「ピーナッツくんから『最強に怖いお化け屋敷』をつくって欲しい! という要望がありまして。それで全く違う雰囲気というか、ぽこピーの「ピ虐」という概念を膨らませた上で、一つのホラー体験としてガチになるように注力しました!」
クリエイターチームにもテストプレイをしてもらうために、スタッフたちにもネタバレ厳禁。開発初期に方向性を相談した後は、一人で開発を進めていたという。
いおり「ある程度、完成に近づいた状態からフィードバックをもらって調整していく、というような形でつくらせてもらいました。方向性に詰まる事も多かったので、チームの皆の意見には本当に助けられました」
遊園地アトラクションらしさを残しながら怖さを盛っていくのに苦労した、と語るいおりさん。ホラー映画やホラーゲームが大好きで、様々な知見を取り入れつつ、ぽこピーランドでしかできない究極のホラー体験を目指したという。
ピーナッツくん「ちょっと、本当に怖そうなので、今回は入るのやめときましょう」
いおり「早く遊んでほしいですね(笑)」
ピーナッツくんもまだまったく中身を観てないという。そんな「最強に怖いお化け屋敷」をぽこピーが体験する様子は、後日動画でアップされる予定だ。
この記事どう思う?
2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:6658)
めちゃくちゃ良い記事でした。VR chatの環境がない状態ですがいつか必ず行きたい場所です。ほぼファンメイドという、ぽこピーのオタクが輝いていますがそうさせる魅力のあるぽんぽこさんとピーナッツくんは本当にすごいです。わくわくするような記事を書いていただきありがとうございました。
匿名ハッコウくん(ID:6656)
素晴らしい記事でした。めちゃめちゃ面白かったし期待が爆発してます!はやく行きたい!