ピーナッツくん「ぽこピーとして、VTuberとして、”メタバース”の答えを出したかった」
凄腕クリエイターたちが集結し、ファンのアイディアも巻き込み、協創的に生み出された「ぽこピーランド」。改めて、ピーナッツくんは「ぽこピーランド」に何を思うのか。 彼の最も思い入れのある場所「ぽこピーの配信部屋」へと場所を移す。視聴者にもお馴染みのあの部屋が、「ぽこピーランド」の中に再現されている。ピーナッツくん「ぽこピーランドは電車も通っていて、いろんなところにいけるナッツ。本当にいろんな人に、隅々まで楽しんで欲しいナッツね」
ショートアニメの配信から活動を開始したピーナッツくん。そこから自分で絵を描いてVTuberとなり、着ぐるみをつくってゆるキャラになり、そして新たな挑戦として“VR上の遊園地”に辿り着いた。
ピーナッツくん「今日、いろんな人と話して思い出したんですが、実は“ぽこピーランド”みたいな構想はずっとあったというか……構想というか、いつか叶ったらいいなっていう夢の一つとしてあったナッツ」
キャラクターコンテンツとして、遊園地やテーマパークは一つの到達点だ。“キャラクター”として、あるいは”クリエイター”としての夢だったと語るピーナッツくん。 活動から約5年──彼らの躍進を考えると、自身の名前を冠する遊園地を生み出すのにふさわしい存在になったと筆者は本当に思う。
ただ、ピーナッツくんは恐縮しながら語る。
ピーナッツくん「でも取材して分かってもらったと思うんですけど(笑)。ぼくとぽんぽこさんにとって、今回のぽこピーランドは気づいたらできてたってくらい、みなさんにお任せして、みなさんの力で成り立ってるナッツ」
個人で活動する2人のVTuberに、多くの才能が惚れ込んでいる。
ぽこピーは“VTuber”という存在と可能性について、自問自答を繰り返しながら歩いてきた。その足跡と生み出してきた作品が、人を惹きつける魅力になっている。
ピーナッツくん「VTuberが広まって、その後にメタバースっていう言葉がビジネスの世界でも言われるようになったじゃないですか。そこで活動するぼくたちにとって、改めてメタバースってなんなんだろう?って。その答えを出したかったという思いもあるナッツ」
新たなWebの概念・”Web3”。ブロックチェーン技術を用いた分散型の新たなインターネットの形だが、仮想空間”メタバース”の発展も内包されて語られる。トレンドワードのように使われたが、いまでは“AI”に押されている印象も受ける。ピーナッツくんは「でも、しっくりこないメタバースもたくさんあったんですよ」と語る。
ピーナッツくん「一過性のものとか、流行りじゃなくて。毎日誰かと遊びに行ったり、長く続いていくような場所になって欲しいんです。本当にみんなにつくってもらっただけなのに、偉そうなこと言って恥ずかしいナッツが!」
2人のキャラクターとクリエイターの夢でありながら、みんなにとっては日常やホームのような場所になって欲しい──それが「ぽこピーランド」が目指すものだ。 ピーナッツくん「……いや本当、このワールド、実際どうすればいいと思いますか?(真顔)。ぼくたちの想像よりはるかに凄いものができてしまって、責任感で潰れそうナッツ!!!!!!」
そんな「ぽこピーランド」はいよいよ、3月24日(金)に一般公開!
VRChatがはじめての人も楽しめる、本当に素敵な場所でした。
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:6658)
めちゃくちゃ良い記事でした。VR chatの環境がない状態ですがいつか必ず行きたい場所です。ほぼファンメイドという、ぽこピーのオタクが輝いていますがそうさせる魅力のあるぽんぽこさんとピーナッツくんは本当にすごいです。わくわくするような記事を書いていただきありがとうございました。
匿名ハッコウくん(ID:6656)
素晴らしい記事でした。めちゃめちゃ面白かったし期待が爆発してます!はやく行きたい!