急逝したSF作家・伊藤計劃さんの小説『虐殺器官』『ハーモニー』の劇場アニメ作品の全国ロードショーが2015年秋に決定した。
また、『虐殺器官』『ハーモニー』のコミックスが、それぞれ「月刊ニュータイプ」にて5月号から同時連載を開始することが分かった。4月号(3月10日発売)ではコミックス連載に先駆けて、それぞれのメインキャラクターのイラストが解禁される。
小説家の伊藤計劃さんが執筆し、その哲学的・思弁的なテーマと多くのSF作品を引用しつつ構成された重厚さと、確かなエンターテイメント性によって、既存のSF読者以外をも巻き込み、わずかに残された作品は『SFマガジン』にて、日本SFのベストに数えられている。
アニメ化にあたり、キャラクター原案には新装版の文庫で装画を担当したイラストレーターのredjuiceさんが参加。また、「ノイタミナ」の山本幸治さんがチーフプロデューサーとして企画を束ねる。
また、現段階では正式な公開時期は発表されていないものの、伊藤計劃さんの絶筆『屍者の帝国』も劇場アニメ化が行われる。『屍者の帝国』は、伊藤計劃さんのデビュー当時からの盟友で、SF作家の円城塔さんが書き継ぐ形で完成した作品。
いやが応でも期待が高まる、日本の文芸史的にみても重要な作品の映像化であるだけに、続報を楽しみに待ちたい。
また、『虐殺器官』『ハーモニー』のコミックスが、それぞれ「月刊ニュータイプ」にて5月号から同時連載を開始することが分かった。4月号(3月10日発売)ではコミックス連載に先駆けて、それぞれのメインキャラクターのイラストが解禁される。
劇場版『虐殺器官』『ハーモニー』で描かれる未来
『虐殺器官』『ハーモニー』はそれぞれ早川書房から刊行されたSF小説作品。小説家の伊藤計劃さんが執筆し、その哲学的・思弁的なテーマと多くのSF作品を引用しつつ構成された重厚さと、確かなエンターテイメント性によって、既存のSF読者以外をも巻き込み、わずかに残された作品は『SFマガジン』にて、日本SFのベストに数えられている。
「Project itoh」劇場特報
伊藤計劃さんの死後も「Project-Itoh」として、書籍刊行やコミカライズ、そして劇場版アニメの制作が発表されていた。アニメ化にあたり、キャラクター原案には新装版の文庫で装画を担当したイラストレーターのredjuiceさんが参加。また、「ノイタミナ」の山本幸治さんがチーフプロデューサーとして企画を束ねる。
また、現段階では正式な公開時期は発表されていないものの、伊藤計劃さんの絶筆『屍者の帝国』も劇場アニメ化が行われる。『屍者の帝国』は、伊藤計劃さんのデビュー当時からの盟友で、SF作家の円城塔さんが書き継ぐ形で完成した作品。
いやが応でも期待が高まる、日本の文芸史的にみても重要な作品の映像化であるだけに、続報を楽しみに待ちたい。
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