虐殺器官

ぎゃくさつきかん

『虐殺器官』は、日本の長編SF小説。伊藤計劃のデビュー作品である。


劇場版アニメがフジテレビ「ノイタミナムービー」第2弾「Project Itoh」の一環として2017年2月3日に公開予定。
監督は村瀬修功、キャラクターデザインredjuiceが担当。

概要

2006年、第7回小松左京賞最終候補。2007年発表。ベストSF2007国内篇第1位。ゼロ年代SFベスト国内篇第1位。2010年にハヤカワ文庫から文庫版が刊行された。

劇場版アニメがフジテレビ「ノイタミナムービー」第2弾「Project Itoh」の一環として2017年2月3日に公開予定。

**2014年8月8日には映画公開に先駆けてredjuiceが手掛けた新ビジュアルカバーの新装版が「ハーモニー」と同時に早川書房から刊行された。

また、月刊ニュータイプにて創刊30周年記念企画として「ハーモニー」と共にコミカライズがされる事が決定した。

あらすじ・ストーリー

テロの脅威さらされ続けたアメリカは、その恐怖に対抗すべく徹底した情報管理システムを構築していた。
一方、アメリカ以外の世界各地では紛争の激化が続いていた。
世界の紛争地を飛び回る米軍特殊部隊クラヴィス・シェパード大尉に、謎のアメリカ人の追跡ミッションが下る。
その男、「ジョン・ポール」は、紛争の予兆とともに現れ、その紛争が泥沼化するとともに忽然と姿を消してしまう。
かつて有能な元言語学者だった彼が、その地で何をしていたのか。
アメリカ政府の追及をかわし、彼が企てていたこととは…?
ジョンがチェコに潜伏しているという情報を元にクラヴィスは追跡行動を開始。
チェコにはかつてジョンと関係のあった女性・ルツィアがいた。
「虐殺の王」と呼ばれるジョンの目的は一体何なのか…。
クラヴィスはジョンから驚くべき真実を聞かされる。

登場人物・キャラクター

  • クラヴィス・シェパード(声:中村悠一
    暗殺を請け負う用意いつの特殊部隊アメリカ情報郡特殊検索群i分遣隊の大尉。
    文学部卒の無神論者で、感情の影響を受けない究極の先しかを行う「戦闘前感情適応調整」処置後の殺人行為も任務と割り切る優秀なリーダーだが、過剰なセキュリティ社会で生きる自分たちを過保護なアメリカ人と揶揄する面も。
    「新たな虐殺を阻止する為」、ジョン・ポール捜索を命じられ、プラハに潜入する。

  • ウィリアムズ(声:三上哲
    クラヴィス率いる特殊検索群i分遣隊のメンバーで、クラヴィスとはプライベートでも親交がある。
    豪快さと軽快なユーモアセンスを持ち、大賞的な性格のクラヴィスとは良いコンビネーションを発揮。
    同僚の死に際しては上官にも楯突くなど熱い一面を見せる。
    クラヴィスのプラハ潜入に同行。

  • リーランド(声:石川界人
    クラヴィス率いる特殊検索群i分遣隊のメンバー。
    若者らしく明快な性格で、同期のアレックスを茶化す一面も。
    銃撃戦を含む多くの作戦行動に参加。

  • アレックス(声:梶裕貴
    クラヴィス率いる特殊検索群i分遣隊のメンバーの若者。
    クリスチャンでセンチでも思慮深い言動を貫いていたが、彼のある発言と行動がその後のクラヴィス達に重く突き刺さる。

  • ロックウェル(声:大塚明夫
    アメリカ情報群・特殊検索群i分遣隊指揮官でクラヴィス達の上司。
    世界各地で「虐殺の種」をばら撒いている謎のアメリカ人言語学者ジョン・ポールの容疑を固め、捜索任務をクラヴィス達に命ずる。

  • ルツィア・シュクロウポヴァ(声:小林沙苗
    ジョン・ポールの元教え子で現在はプラハ在住のチェコ語の教師。
    2年ぶりにカノジョの許にジョン・ポールが現れたという報告のもと、クラヴィス達はチェコに向かう。
    クラヴィスは、ファム・ファタール的な魅力を持つ年上の彼女に惹かれていく。

劇場版アニメ

劇場版アニメがフジテレビ「ノイタミナムービー」第2弾「Project Itoh」の一環として2017年2月3日に公開予定。

当初は2015年10月公開予定だったが、本作を制作していたマングローブが破産申請の後、会社清算→解散となり、チーフプロデューサーである山本幸治が新たに設立する「ジェノスタジオ」に制作が引き継がれた。
約1年後となる2016年11月、2017年2月3日に公開することが発表された。

キャスト

キャストコメント

スタッフ

  • 監督・脚本:村瀬修功
  • キャラクター原案:redjuice
  • アニメーション制作:マングローブ→ジェノスタジオ

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更新日: 1413日前

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