概要
青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動。
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものが、テキストとXHTML(一部はHTML)形式に電子化した上で揃えられている。
ファイルの利用について
以下、公式サイト内、青空文庫収録ファイルの取り扱い規準(http://www.aozora.gr.jp/guide/kijyunn.html)より引用。
著作権の切れている作品
あなたは、ファイルを開いて読むことができます。
ファイルは、有償であるか、無償であるかを問わず、複製し、再配布することができます。
複製、再配布に先立って、ファイル形式を変換したり、ルビや外字、傍点などの注記形式を変更することも可能です。
著作権法第二十条第二項四に適合する範囲で、異なる底本に合わせて字句をあらためたり、旧かな、旧漢字を現代表記にあらためるといった、用字用語の書き換え、注記の削除などもできます。
【著作権法第二十条第二項四】:前三号に掲げるもののほか、著作物の性質並びにその利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる改変
これらのいずれを行うにあたっても、あなたは青空文庫側に対価を支払ったり、了解を求めたりする必要はありません。
ファイルには、作品名、著者名、翻訳者名、底本などに関する情報、入力者名、校正者名、ファイルが作成された日付、修正された日付、「青空文庫作成ファイル:」以下の由来に関する注などが記載されています。
複製、再配布にあたって、青空文庫側は、これらの情報が削除されないことを希望します。
底本や表記の変更に際しては、どの底本に基づいたファイルにどのような変更を加えたかという作業履歴が明記されることを期待します。
著作権の切れていない作品
あなたは、ファイルを開いて読むことができます。
ファイルは、著作権法第三十条に規定された私的使用の範囲内において、複製することができます。
【著作権法第三十条】:著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とする場合には、公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(複製の機能を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)を用いて複製するときを除き、その使用する者が複製することができる。
私的使用の範囲を越える複製、再配布は、著作権者の許しがない限り、できません。
図書カード、作品ファイル中、もしくは図書カードからリンクした作者にかかわるウェッブページに、著作権者による特別の許諾が明記されていれば、あなたはその範囲内で、複製と再配布を行うことができます。
翻訳された作品では、書いた人に加え、訳した人にも著作権が生じます。書いた人の権利が切れていても、訳した人の権利が生きていれば、その作品は「著作権の切れていない作品」に該当します。
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匿名ハッコウくん(ID:5224)
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