にじさんじ酒寄颯馬が『LoL』で見せる存在感──“過大評価と過小評価”の狭間で挑む「LTK」

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にじさんじ酒寄颯馬が『LoL』で見せる存在感──“過大評価と過小評価”の狭間で挑む「LTK」
にじさんじ酒寄颯馬が『LoL』で見せる存在感──“過大評価と過小評価”の狭間で挑む「LTK」

「LTK Season: Pandemonium」で初勝利を掴んだ酒寄颯馬さん/画像はYouTubeより

ストリーマー・k4senさん主催の『League of Legends』(LoL)大会「LTK Season: Pandemonium」が、配信シーンで大きな盛り上がりを見せています。

ストリーマー、VTuber、元プロ選手、現役プレイヤーたちが長きにわたって競う本大会。『LoL』という競技性の高いゲームタイトルを軸に、配信者たちの関係性や成長、チームとしての結束が物語が見どころです。

その中で注目したいのが、チーム・Iris Tiara COREのトップレーナーとして出場している、にじさんじ所属のVTuber・酒寄颯馬さん。彼にとって「LTK」は、単なる大会出場ではありません。

自身に向けられた前評判を、そのプレイで引き受ける場所。そして、本当の実力を試合の中で証明していく場所でもあるのです。

Specialeのソムリエ見習い──酒寄颯馬とは?

酒寄颯馬さんは2024年8月にデビュー。「田舎から上京したてのソムリエ見習い」として、5人組ユニット・Speciale(すぺしゃーれ)に所属しています。

酒寄颯馬さん

Specialeは、七瀬すず菜さん、早乙女ベリーさん、雲母たまこさん、渚トラウトさん、酒寄颯馬さんによる、カフェレストランを舞台にした同期ユニット。

Specialeでの配信では、同期との仲の良さはもちろん、ドタバタとあらぬ方向へ転がっていくメンバーたちの話題を、少し引いた位置から楽しむような、落ち着いた柔らかな姿勢が印象的です。

くっきんどりーみんらんど - Speciale

一方で、にじさんじの公式インタビューでは、活動を通じて自身が「けっこう負けず嫌いだったし、意外と熱いとこもある」と気づいたともコメント。「5on5のゲーム大会で優勝したい」と語っており、今回の「LTK」参加は念願の晴れ舞台とも言えるでしょう(外部リンク)。

過大評価と過小評価が両極端「LTK」挑戦に込めた思い

酒寄颯馬さんは、自身の配信で「LTK Season: Pandemonium」への出場を報告。

Iris Tiara COREのトップレーナー(マップ上部の担当)として、天月さん、乾伸一郎さん、焼きパンさん、たかやスペシャルさんとチームを組むことを明かしました。

「LTK」出場報告をする酒寄颯馬さん

配信の中で印象的だったのは、酒寄颯馬さんが今回の出場を、単なる晴れ舞台としてではなく「実力証明の場」として捉えていたこと。

「LTK」参加以前から、酒寄颯馬さんの『LoL』プレイヤーとしての実力は噂になっていました。曰く「強豪地域のプレイヤーを圧倒した」「にじさんじ最強」……。実際、『LoL』配信中の酒寄颯馬さんは、落ち着いた口ぶりで戦況を分析しながら、1vs1で相手を制してキルを量産する、操作技量の高さを披露しています。

Iris Tiara (アイリス ティアラ) 中段がCORE

しかし、そうした自身の『LoL』プレイヤーとしての実力について酒寄颯馬さんは、過大評価と過小評価が両極端にあると語っています。

「LTK」で対面する中には『LoL』内でも一つの到達点と認識されているマスターランクのプレイヤーもいる。自身はそこには及ばず、チームゲーム経験も多い方ではない。酒寄颯馬さん本人はその差を冷静に認識している。

そのうえで、「いい意味でも悪い意味でも」この大会で自分の実力を見せたいと意気込みを披露。

配信の最後には、同期のメンバーからも背中を押してもらったことを明かし、約2ヶ月間の大会期間を全力で頑張ると締めくくりました。

初戦敗北の中で見えた手応え Iris Tiara COREが残した勝ち筋

5月8日。Iris Tiara COREの初戦は、敗北という結果に終わります。しかし、その内容は単純な実力差と言い切れるものではありません。

酒寄颯馬さん視点の第1試合

試合前から練習での手応えが語られ、敗戦後の振り返りでも、序盤のトップレーンではリードがつくられていたとチームメンバーやコーチの間で確認しました。

トップレーナーは常にキルを量産する役割とは限りません。集団戦の前線を支え、突破口をつくり、チームが勝つための道筋を整える役割でもあります。

崩れたのは、各個人というよりも中盤以降の集団戦の入り方。初戦の酒寄颯馬さんは、その役割を担うための材料を、敗北の中にも残していました。

初勝利で示した成長と、チーム戦での存在感

そして5月12日に迎えた第2試合。

この試合で酒寄颯馬さんは、オーンを操作キャラクターとして使用。チームを支える集団戦重視のキャラクター選択でありながら、序盤に生まれた有利を活かして1vs1でキルを獲得します。

酒寄颯馬さん視点の第2試合

中盤以降は、たかやスペシャルさん、乾伸一郎さん、天月さんが機動力を活かした連携を見せ、試合の主導権を握る形に。酒寄颯馬さんが火蓋を切って集団戦を制して大きなリードを掴みます。

終盤には、焼きパンさんがキルを量産。Iris Tiara COREがそのまま初勝利を掴みました。8連敗中のチームメンバーもいたIris Tiara COREにとっては大きな1勝です。

試合後のインタビューで、酒寄颯馬さんは「初勝利でふわふわしている」と喜びを表現。

配信終盤には「勝ててよかった」「やっぱ嬉しいな。ソロキルできるのは」と安堵しながらも、「もうちょっとターン出し(※相手より先に仕掛けられる状況をつくること)がうまくなりたい」と課題も口にしました。

今後もIris Tiara COREとしての戦いも続きます。試合を重ねる中で、酒寄颯馬さんがどのように成長し、どのように評価を更新していくのか。その過程も「LTK」の見どころのひとつになるでしょう。

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