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伴名練

はんな れん

伴名練は、日本の小説家。兼業で覆面作家。


1988年生まれ、高知県出身。大学在学中に応募した「遠呪」にて、角川書店主催の第17回日本ホラー小説大賞の短編賞を受賞。2010年、『少女禁区』と改題して刊行され、作家デビューを果たす。


代表作に2019年刊行の傑作集『なめらかな世界と、その敵』がある。2022年、文庫化される。


古今東西の埋もれてしまっている作品を世に問い直すべく、傑作アンソロジー「日本SFの臨界点」を自ら編集し、すでにシリーズは5巻を数える。

伴名練

伴名練とは

小学生時代から世界中、古今東西のSF作品に耽溺していたことが明かされている。

京都大学文学部卒。在学中より第4期京都大学SF研究会に所属。

2010年、大学在学中に応募した「遠呪」にて、角川書店主催の第17回日本ホラー小説大賞の短編賞を受賞。同年10月、受賞作に改題・改稿を施した「少女禁区」に、書下ろしの近未来SF中編「Chocolate blood, biscuit hearts.」を併録した『少女禁区』(角川ホラー文庫) で作家デビューした。

2019年8月、9年ぶりに小説集『なめらかな世界と、その敵』を刊行。デビュー以来、商業での新作執筆はほぼなかったものの、同人誌などに寄稿していた作品を編纂した作品集となった。

2022年には『なめらかな世界と、その敵』が文庫化される。

名前の由来

伴名練というペンネームは1930〜50年代にかけて活躍したハンナ・アーレント(ドイツの哲学者)を連想させるが、本人はインタビューで否定している。特別な意味は込められているようだが、2022年現在も明かさせていない。

デビュー作から2作目の著作となる『なめらかな世界と、その敵』刊行まで9年の歳月が経っているが、その理由は作者の就職だという。

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