SF作家・伴名練さんが編者をつとめる傑作選「日本SFの臨界点」の新シリーズが始動。作家別の作品を編纂した書籍を3ヶ月連続で発売することが発表された。
その第1弾『日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽』が、6月16日(水)に発売される(電子版も同時発売)。
表題作にもなっている短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞した中井紀夫さんの傑作選になっており、巻末には伴名練さんによる3万字の解説も掲載される。
「能なしワニ」シリーズ、「タルカス伝」シリーズなどで知られる作家・中井紀夫さんの作品を11遍収録しており、「花のなかであたしを殺して」は書籍初収録となる。
SFガイドブック『SFが読みたい! 2020年版』の「2019年国内ベストSF第1位」を獲得した『なめらかな世界と、その敵』の著者・伴名練さんがセレクトした傑作選で、7月には新城カズマさん、8月には石黒達昌さんの傑作選が刊行される予定。
その第1弾『日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽』が、6月16日(水)に発売される(電子版も同時発売)。
表題作にもなっている短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞した中井紀夫さんの傑作選になっており、巻末には伴名練さんによる3万字の解説も掲載される。
こちらがとんと忘れていたような話まで出てきて、腰を抜かしました。伴名練さんの解説。しかも、伴名解説を読んで甦った私の記憶と、違っている箇所はひとつもない。す、すごい……。
— 中井紀夫 (@nakainorio) June 5, 2021
「能なしワニ」「タルカス伝」シリーズで知られる中井紀夫
装画を10⁵⁶さん、装幀をclocknote.さんが担当した『日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽』。「能なしワニ」シリーズ、「タルカス伝」シリーズなどで知られる作家・中井紀夫さんの作品を11遍収録しており、「花のなかであたしを殺して」は書籍初収録となる。
山の上の交響楽
山手線のあやとり娘
暴走バス
殴り合い
神々の将棋盤──いまだ書かれざる「タルカス伝・第二部」より
絶壁
満員電車
見果てぬ風
例の席
花のなかであたしを殺して
死んだ恋人からの手紙
著者あとがき
解説 奇想と抒情の奏者──中井紀夫の軌跡/伴名練 収録作品一覧(早川書房のnoteから)
伴名練による傑作選「日本SFの臨界点」
「日本SFの臨界点」は、テーマ別のアンソロジー企画として2020年7月に発売された『恋愛篇』『怪奇篇』からはじまったシリーズ。SFガイドブック『SFが読みたい! 2020年版』の「2019年国内ベストSF第1位」を獲得した『なめらかな世界と、その敵』の著者・伴名練さんがセレクトした傑作選で、7月には新城カズマさん、8月には石黒達昌さんの傑作選が刊行される予定。
関連商品
価格:1100円
出版社:早川書房
文庫:400ページ
ISBN-10:4150314403
ISBN-13:978-4150314408
出版社:早川書房
文庫:400ページ
ISBN-10:4150314403
ISBN-13:978-4150314408
SF作家の脳内世界を旅してみたい
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント