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年に一度のゴールデンウィークに合わせて、KindleストアでKADOKAWA作品のセールが開催!
期間は5月12日(金)23時59分まで。漫画、ライトノベル、小説などが最大50%OFFです。
この記事ではオススメの漫画を14作品ピックアップ。極力ネタバレにならない程度に紹介しています。購入の参考にぜひご活用ください!
ちなみに、つくしあきひとさんによる『メイドインアビス』の1巻が驚異11円! 続刊も最新11巻まで半額になるセールも開催されているので、要チェックです。
セールの対象は全14巻のうち12巻! 海外でも高く評価されている『魔犬』や『狂気の山脈にて』も半額。田辺剛さんによって精緻に描かれる狂気の世界は必見です。
モンスターを食べたいという願望を秘めていたライオスに引っ張られながら、仲間たち(ドン引き)はどんどんモンスターを狩っては食していく……作者・九井諒子さんの想像力あふれるモンスターの調理法がまた面白い。
原作小説の骨太な内容を見事に活写。転生×戦記物のド名作で、今後この作品を超える硬派転生モノは出てくるのか。主人公が周囲と噛み合わない様をギャグとして見せてくれるので笑いもできる。隙がない!
クセが強い高校生やその教師、人型ロボットやしゃべる黒ネコなど、多彩なキャラクターによるシュールな日常が描かれています。今回は最新11巻を除く10巻までおよそ半額の大盤振る舞いです!
何かをつくるために全力を傾けたことのある人、特に映像制作に関わる人には刺さる作品です。
※刊行は『映画大好きポンポさん』→『映画大好きポンポさん2』→『映画大好きフランちゃん』→『映画大好きカーナちゃん』→『映画大好きポンポさん3』の順
いろいろあってホームレスとして暮らすことになった別のサイキック少女や、仕事ができすぎて名物バーテンダーになってしまう中学生など、一癖も二癖もあるキャラクターが織りなすボケとツッコミで腹筋が鍛えられます。
1ページに1ボケ&1ツッコミがノルマなのかと思うほど怒涛の展開で笑わせにきます。ハイテンションなギャグコメディが好物ならぜひ!
種族間の感性や常識の違いを、性をテーマに表出させる想像力は天才的。エロが前面に押し出された作風のなかで、世界の根幹である神までストーリーに関わってくる意表をつく展開は、原作者・天原さんだからこそ為せる業。
テロが激化し荒廃する世界が舞台。主人公はアメリカの情報部所属の軍人で、彼が虐殺を扇動する謎の人物を追う中で、人間に眠る「虐殺器官」の存在を知るというあらすじ。“虐殺器官”とは何なのか。ぜひ原作と併せてお確かめください。
死を一つのテーマとして描いており、登場人物たちの生死に関わる選択をどう受け止めればよいのか。感想が分かれそうなところ。少々難解な原作が丁寧にコミカライズされています。
原作では控えめだった(朝アニメにしては刺激が強かった)生死の描写がより鮮明でシビアな内容。結末も決してハッピーエンドではないのですが、喪失による成長を描き切った本作は、間違いなくボーイ・ミーツ・ガールの傑作です。
幼い頃からの友人がある日、別のナニカにすり替わっていたことが発覚。正体不明のナニカを巡る謎や不可解な事件をホラーチックに描いています。怖いけど、怖いだけじゃない。官能的な描写で読ませます。
共通言語がなく、ボディーランゲージも種族間で意味が異なり、視覚・聴覚も全く違う。そんな状況で悪戦苦闘する主人公と同期するため、本当にフィールドワークしている気分になります。
わからない、伝わらないことに耐えること。自分の常識で物事を考えないこと。こうあってほしいと安易な結論を付けないこと。そうした心構えを改めて意識させられる良書です。
何がエグいって、容赦なくどん底に叩き落されるキャラクターの悲哀が見てられない。生半可な覚悟でFXに手を出してはいけないことがよっくわかります。投資の類は余剰資金でやりましょう。
決して生活費をぶち込んではいけませんよ!
年に一度のゴールデンウィークに合わせて、KindleストアでKADOKAWA作品のセールが開催!
期間は5月12日(金)23時59分まで。漫画、ライトノベル、小説などが最大50%OFFです。
この記事ではオススメの漫画を14作品ピックアップ。極力ネタバレにならない程度に紹介しています。購入の参考にぜひご活用ください!
ちなみに、つくしあきひとさんによる『メイドインアビス』の1巻が驚異11円! 続刊も最新11巻まで半額になるセールも開催されているので、要チェックです。
目次
田辺剛『ラヴクラフト傑作集』
TRPGや配信文化と合流したことで、さらに広まっている「クトゥルフ神話」。その原作となるH・P・ラヴクラフトさんによる小説のコミカライズ傑作集が半額に。セールの対象は全14巻のうち12巻! 海外でも高く評価されている『魔犬』や『狂気の山脈にて』も半額。田辺剛さんによって精緻に描かれる狂気の世界は必見です。
九井諒子『ダンジョン飯』
やんごとなき事情で、ダンジョンの奥深くにいるドラゴンへたどり着くまでの食事を、ダンジョン内の“モンスター”で賄うことになった主人公・ライオス一行を描いたグルメ漫画『ダンジョン飯』。モンスターを食べたいという願望を秘めていたライオスに引っ張られながら、仲間たち(ドン引き)はどんどんモンスターを狩っては食していく……作者・九井諒子さんの想像力あふれるモンスターの調理法がまた面白い。
東條チカ『幼女戦記』
厳格なエリートサラリーマンが、異世界で魔法の才能にあふれる幼女に転生。生前の知識を総動員して戦時下を駆け上がる『幼女戦記』。原作小説の骨太な内容を見事に活写。転生×戦記物のド名作で、今後この作品を超える硬派転生モノは出てくるのか。主人公が周囲と噛み合わない様をギャグとして見せてくれるので笑いもできる。隙がない!
あらゐけいいち『日常』
2021年にまさかの連載再開。そして2022年12月に、およそ7年ぶりの新刊が発売された、あらゐけいいちさんの漫画『日常』。クセが強い高校生やその教師、人型ロボットやしゃべる黒ネコなど、多彩なキャラクターによるシュールな日常が描かれています。今回は最新11巻を除く10巻までおよそ半額の大盤振る舞いです!
杉谷庄吾『映画大好きポンポさん』
敏腕プロデューサーのポンポ、映画監督を目指すジーン、光るものを持つ俳優・ナタリーをメインに、様々な立場から映画制作にかける情熱を描いた『映画大好きポンポさん』。何かをつくるために全力を傾けたことのある人、特に映像制作に関わる人には刺さる作品です。
※刊行は『映画大好きポンポさん』→『映画大好きポンポさん2』→『映画大好きフランちゃん』→『映画大好きカーナちゃん』→『映画大好きポンポさん3』の順
大武政夫『ヒナまつり』
仕事も家事もできるエリートヤクザと、傍若無人のサイキック少女による爆笑必至のギャグ漫画『ヒナまつり』。いろいろあってホームレスとして暮らすことになった別のサイキック少女や、仕事ができすぎて名物バーテンダーになってしまう中学生など、一癖も二癖もあるキャラクターが織りなすボケとツッコミで腹筋が鍛えられます。
五十嵐正邦『まったく最近の探偵ときたら』
こちらも爆笑必至の漫画『まったく最近の探偵ときたら』。身体にガタが来てるおじさん探偵と、フィジカルにステータスを全振りした助手の女子高生によるボケとツッコミの嵐! そして顔芸!1ページに1ボケ&1ツッコミがノルマなのかと思うほど怒涛の展開で笑わせにきます。ハイテンションなギャグコメディが好物ならぜひ!
masha/天原『異種族レビュアーズ』
最新巻を含めた全8巻が半額『異種族レビュアーズ』。人間、獣人、有翼人、天使、エルフ、サキュバスなど、あらゆる種が共生する世界の“風俗店を巡る主人公たち”の(ある意味)冒険譚です。種族間の感性や常識の違いを、性をテーマに表出させる想像力は天才的。エロが前面に押し出された作風のなかで、世界の根幹である神までストーリーに関わってくる意表をつく展開は、原作者・天原さんだからこそ為せる業。
麻生我等/伊藤計劃『虐殺器官』
約2年の短い活動期間でSF界に衝撃を与えた作家・伊藤計劃さんの『虐殺器官』のコミカライズです。テロが激化し荒廃する世界が舞台。主人公はアメリカの情報部所属の軍人で、彼が虐殺を扇動する謎の人物を追う中で、人間に眠る「虐殺器官」の存在を知るというあらすじ。“虐殺器官”とは何なのか。ぜひ原作と併せてお確かめください。
三巷文/伊藤計劃『ハーモニー』
続いても伊藤計劃さん。こちらは『ハーモニー』のコミカライズ。医療革新が起こり、誰もが健康で長寿。しかしアルコールなどの嗜好品が排除された、閉塞感ある世界が舞台です。死を一つのテーマとして描いており、登場人物たちの生死に関わる選択をどう受け止めればよいのか。感想が分かれそうなところ。少々難解な原作が丁寧にコミカライズされています。
片岡人生/近藤一馬『交響詩篇エウレカセブン』
名作アニメ『交響詩篇エウレカセブン』の漫画版。特に中盤からアニメと違う展開をたどり、結末も大きく異なる意欲作になっています。原作では控えめだった(朝アニメにしては刺激が強かった)生死の描写がより鮮明でシビアな内容。結末も決してハッピーエンドではないのですが、喪失による成長を描き切った本作は、間違いなくボーイ・ミーツ・ガールの傑作です。
モクモクれん『光が死んだ夏』
漫画ランキングのムック本『このマンガがすごい!2023』のオトコ編で第1位となった話題作『光が死んだ夏』。幼い頃からの友人がある日、別のナニカにすり替わっていたことが発覚。正体不明のナニカを巡る謎や不可解な事件をホラーチックに描いています。怖いけど、怖いだけじゃない。官能的な描写で読ませます。
瀬野反人『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』
主人公の言語学者が、ワーウルフやスライムが住む魔界を旅しながら交流するコメディ『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』。共通言語がなく、ボディーランゲージも種族間で意味が異なり、視覚・聴覚も全く違う。そんな状況で悪戦苦闘する主人公と同期するため、本当にフィールドワークしている気分になります。
わからない、伝わらないことに耐えること。自分の常識で物事を考えないこと。こうあってほしいと安易な結論を付けないこと。そうした心構えを改めて意識させられる良書です。
炭酸だいすき/でむにゃん『FX戦士くるみちゃん』
ゆるふわな絵柄なのに常に修羅場。女子大生たちによるFXの悲喜こもごもを描く『FX戦士くるみちゃん』はエグい作品です。何がエグいって、容赦なくどん底に叩き落されるキャラクターの悲哀が見てられない。生半可な覚悟でFXに手を出してはいけないことがよっくわかります。投資の類は余剰資金でやりましょう。
決して生活費をぶち込んではいけませんよ!
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