ZETA DIVISION、誹謗中傷を刑事告訴へ「状況を静観するつもりは毛頭ない」

ZETA DIVISION、誹謗中傷を刑事告訴へ「状況を静観するつもりは毛頭ない」
ZETA DIVISION、誹謗中傷を刑事告訴へ「状況を静観するつもりは毛頭ない」

『VALORANT』では世界3位になったZETA DIVISION/画像は公式サイトより

プロゲーミングチーム・ZETA DIVISIONが1月11日、所属メンバーに対する誹謗中傷を行った相手に対して、法的措置を講じたと報告した。

特に悪質さが目立つケースに対しては、弁護士を起用したうえで対応。先行して対応した一部の案件は、すでに発信者情報の開示請求が認められたと説明した。

今後は、攻撃的行為を行った人物に対して損害賠償請求及び刑事告訴を進めていくという。

『VALORANT』で世界3位となったZETA DIVISION

ZETA DIVISIONは、GANYMEDEが運営するプロゲーミングチーム。

現在は、『Fortnite』や『Identity V(第五人格)』、『大乱闘スマッシュブラザーズ』といったタイトルのプロチームに加え、ストリーマーなどプロゲーマー以外のクリエイターも所属。計9つの部門を抱えている。

近年は特に、男女それぞれのチームと、次世代を担うプレイヤーたちが所属する「ACADEMY」の3チームを擁し、『VALORANT』の競技シーンで活躍。

2022年に行われた世界大会では、日本代表として出場した男性チームが、最下位候補という下馬評を覆し世界3位となったことは記憶に新しい。 その他にも、クリエイター部門に所属する関優太(元StylishNoob)さんやk4senさん、鈴木ノリアキさんたちがストリーマーとして人気を獲得。

『VALORANT』チームが一見ゲームとは縁遠いように見える女性誌『anan』で特集が組まれるなど、活躍の場を広げている。

「状況を静観するつもりは毛頭ございません」誹謗中傷への断固とした姿勢

目覚ましい活躍を遂げる一方、クリエイターやスタッフへの誹謗中傷も寄せられており、2022年4月にZETA DIVISIONは声明を発表

「度を超えた誹謗中傷や、事実に基づかない悪意ある憶測を流布する行為等が少なからず見受けられております」「そのような行為が原因となり、所属メンバーの活動に著しい支障を来しているものもございます」と状況を説明し、法的措置を視野に入れた対策を行う姿勢を示していた。 今回の発表によると、前回の声明以降も誹謗中傷や悪意ある憶測の流布は継続。

それらに対し「攻撃的行為の監視をより一層強化し、悪質性の高い加害者に対しては法的手段を用いて、その行為に対する法的責任を問う措置を積極的に講じてまいります」と明言した。

また、ZETA DIVISIONには未成年のメンバーも所属しており、発表では「各メンバーの保護者に対しても、メンバーを保護する責任を負っている」と説明。

そのうえで「所属メンバーが一方的に悪意にさらされている状況を静観するつもりは毛頭ございません」と強調し、未成年のメンバーへの攻撃に対して最優先で対応するとしている。

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