KADOKAWAの漫画誌『ハルタ』の100号と10周年を記念したセールが、Kindleストアなどではじまりました。
期間は2023年1月6日(金)まで。最大88%オフのセールになっており、『ハルタ』が誇る人気作品がお買い得になっています。
この記事では対象の漫画から11作品をピックアップ。簡単な紹介と共に掲載しているので、購入の参考にどうぞ。
ドラゴンに食べられてしまった妹を救うため奮闘する兄とその仲間たち。道中の節約のために食事をダンジョン内のモンスターでまかなうという、一風変わったグルメ漫画(?)。
本作のスライムは食えます。しかも、高級食材。動く鎧を食べるアイデアにはうならされました。
共生や善悪といったテーマを扱う短編から、ファンタジックな世界観を短いページの中で完成させた珠玉の1作まで、九井諒子さんの弾けんばかりの才能がぎゅっと詰め込まれています。
ネコやタヌキといった動物の可愛らしさ、クワガタら昆虫の生き生きとした姿も大きな魅力。本作を読んでいると、ファンタジーの世界に浸る幸せな時間を過ごすことができます。
美少女型USBカードリーダー、蝶よ花よと育てられ蝶を食べるようになった高校生、パンツを売って得たお金をマネーロンダリングする……どんな話か気になる方はぜひどうぞ。甲子園で敗戦処理をする超能力少女はオチが最高に秀逸。
和風ファンタジーであると同時に科学的なSFでもある独特の作風に癖はありますが、ハマる人は多いはず。個性的な神々のもとをめぐり、ダイナミックに展開していく物語は巻を重ねるごとに面白くなっていきます。
部屋に突如現れたヒナに、半ば脅される形で一緒に暮らすことになった新田の悲哀がどうにも面白い。ビルも吹き飛ばす破壊的なパワーを持ったヒナに振り回される新田の運命やいかに。
しかしこの生き残りの男女、ことあるごとに人数が増減するのですが、タイトルは『生き残った6人によると』なので、どうにも不穏。どんなラストを迎えるのか?
才能に溢れているけれど人は嫌い、才能はないけれど人付き合いに長けている──正反対の2人が意気投合して過ごすひねた青春はなんか良い感じ。表紙でもわかるようにデザイン性に長けていて、独自の漫画表現も見どころ。
異邦人であるイザベラ・バードが見た当時の日本とはどんなものだったのか? 底本に当たる『日本奥地紀行』と綿密な取材によって描かれる過去の日本は、現代を生きる私たちにも目からウロコなエピソードが盛りだくさんです。
それだけに、大正という時代には敏感にならざるを得ません。世界大戦勃発の史実、そのきな臭さを頭の隅に置きながら、この2人がどんな行く末をたどるのか。気になってしょうがない。
人類滅亡を未然に防ぐという壮大なストーリーと、時代時代によって描かれる人間愛をミックスさせた愛の物語です。まさに隠れた傑作。この機会にぜひ読んでみてください。
期間は2023年1月6日(金)まで。最大88%オフのセールになっており、『ハルタ』が誇る人気作品がお買い得になっています。
この記事では対象の漫画から11作品をピックアップ。簡単な紹介と共に掲載しているので、購入の参考にどうぞ。
目次
『ダンジョン飯』
『プロメア』や『サイバーパンク エッジランナーズ』のTRIGGERによるアニメ化が非常に楽しみな本作『ダンジョン飯』。ドラゴンに食べられてしまった妹を救うため奮闘する兄とその仲間たち。道中の節約のために食事をダンジョン内のモンスターでまかなうという、一風変わったグルメ漫画(?)。
本作のスライムは食えます。しかも、高級食材。動く鎧を食べるアイデアにはうならされました。
『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子』
『ダンジョン飯』の作者・九井諒子さんの短編を集めた作品集『竜のかわいい七つの子』もセール中。共生や善悪といったテーマを扱う短編から、ファンタジックな世界観を短いページの中で完成させた珠玉の1作まで、九井諒子さんの弾けんばかりの才能がぎゅっと詰め込まれています。
『ハクメイとミコチ』
森の中に暮らすこびと2人の慎ましやかな生活と、瑞々しい姿を描いた『ハクメイとミコチ』。一読すれば、描き込まれた風景、住居や生活用具に作者の強いこだわりがあることがわかるはず。ネコやタヌキといった動物の可愛らしさ、クワガタら昆虫の生き生きとした姿も大きな魅力。本作を読んでいると、ファンタジーの世界に浸る幸せな時間を過ごすことができます。
『世界八番目の不思議』
世界の七不思議ならぬ『世界八番目の不思議』を描いた短編コメディ集。ちょっと不思議でおバカな小話が基本1話or2話完結で収録されています。美少女型USBカードリーダー、蝶よ花よと育てられ蝶を食べるようになった高校生、パンツを売って得たお金をマネーロンダリングする……どんな話か気になる方はぜひどうぞ。甲子園で敗戦処理をする超能力少女はオチが最高に秀逸。
『峠鬼』
多種多様な神々と人間が共存している古来の日本を舞台にしながら、軽々とそれを転回させるタイムトラベルというSF的な描写も盛り込んだ『峠鬼』。和風ファンタジーであると同時に科学的なSFでもある独特の作風に癖はありますが、ハマる人は多いはず。個性的な神々のもとをめぐり、ダイナミックに展開していく物語は巻を重ねるごとに面白くなっていきます。
『ヒナまつり』
仕事も家事もツッコミもできるエリートヤクザ・新田と、傍若無人のサイキック少女・ヒナによるボケとツッコミの嵐! 1話から爆笑必至のギャグ漫画『ヒナまつり』。部屋に突如現れたヒナに、半ば脅される形で一緒に暮らすことになった新田の悲哀がどうにも面白い。ビルも吹き飛ばす破壊的なパワーを持ったヒナに振り回される新田の運命やいかに。
『生き残った6人によると』
『生き残った6人によると』は、ゾンビの出現によって崩壊した世界が舞台のサバイバル&ラブコメディです。ゾンビモノの定番、ショッピングモールに逃げ込んだ男女の日々が描かれています。しかしこの生き残りの男女、ことあるごとに人数が増減するのですが、タイトルは『生き残った6人によると』なので、どうにも不穏。どんなラストを迎えるのか?
『星明かりグラフィクス』
美大生2人の出会いと卒業までを全3巻でテンポよく描いた『星明かりグラフィクス』は、『生き残った6人によると』の作者・山本和音さんの初の連載作品です。才能に溢れているけれど人は嫌い、才能はないけれど人付き合いに長けている──正反対の2人が意気投合して過ごすひねた青春はなんか良い感じ。表紙でもわかるようにデザイン性に長けていて、独自の漫画表現も見どころ。
『ふしぎの国のバード』
実在したイギリス人の女性探検家であるイザベラ・バードが訪れたふしぎの国・日本の旅行記を描いた『ふしぎの国のバード』。時代は明治、近代日本へとつながる変革期でもあります。異邦人であるイザベラ・バードが見た当時の日本とはどんなものだったのか? 底本に当たる『日本奥地紀行』と綿密な取材によって描かれる過去の日本は、現代を生きる私たちにも目からウロコなエピソードが盛りだくさんです。
『煙と蜜』
12歳のお嬢様と30歳の軍人、18歳差でありながら許嫁という関係の2人の純愛を描いた『煙と蜜』。一回り以上年の離れた2人がゆっくりと育む関係性が丁寧に描写されています。それだけに、大正という時代には敏感にならざるを得ません。世界大戦勃発の史実、そのきな臭さを頭の隅に置きながら、この2人がどんな行く末をたどるのか。気になってしょうがない。
『星屑ニーナ』
ゴミとして捨てられたロボットの星屑と、自由奔放な女子高生・ニーナの出会いがもたらす破滅的な未来。これを変えるために、時代を飛び越えて未来改変に挑むSFファンタジー『星屑ニーナ』。人類滅亡を未然に防ぐという壮大なストーリーと、時代時代によって描かれる人間愛をミックスさせた愛の物語です。まさに隠れた傑作。この機会にぜひ読んでみてください。
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