『小説集 筋肉少女帯小説化計画』が、5月16日(金)にKADOKAWAから刊行される。
ロックバンド・筋肉少女帯の楽曲をモチーフにした小説集となる。定価は2090円(税込)。
バンドメンバーで作家でもある大槻ケンヂさんのほか、辻村深月さん、和嶋慎治さん、滝本竜彦さん、柴田勝家さん、空木春宵さんらが参加している。
表紙のイラストは、『からくりサーカス』などで知られる漫画家・藤田和日郎さんが手がけた。筋肉少女帯の楽曲「あのコは夏フェス焼け」をモチーフにしている。
筋肉少女帯の世界観を大槻ケンヂ、柴田勝家らが小説化
筋肉少女帯は、1982年に中学の同級生だった大槻ケンヂさんと内田雄一郎さんによって結成されたロックバンド。
結成以後、90年代にかけて全国ツアーや日本武道館公演を開催。1998年からの一時的な活動休止を経て、2006年から再始動。現在に至るまで活躍している。
同バンドの世界観を小説化したのが『小説集 筋肉少女帯小説化計画』だ。
執筆陣と小説のモチーフになった楽曲(敬称略)
大槻ケンヂ「香菜、頭をよくしてあげよう」
辻村深月「中2病の神ドロシー」
和嶋慎治「福耳の子供」
滝本竜彦「レティクル座行超特急」
柴田勝家「サンフランシスコ10イヤーズ・アフター」
空木春宵「ディオネア・フューチャー」
なお、筋肉少女帯はかつて、藤田和日郎さん原作のTVアニメ『うしおととら』でオープニングテーマ「混ぜるな危険」を担当。藤田和日郎さんも同曲のジャケットイラストを担当するなど、以前にもタッグを組んでいた。

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