暗い記事の割合が高い「mimic」
記事数、仮想PV、記事ツイート数すべてで3位となったのは、イラストレーターの絵柄や画風といった個性を学習・反映するとして物議をかもしたAIイラストメーカー「mimic」。トドオナダ社によれば、記事の48%が8月29日のベータ版リリース後3日間に集中。全体として「やや暗い記事の割合が高い結果」になっているという。
KAI-YOU.netでは、「mimic」を運営するRADIUS5社にイラストレーター・虎硬さんが取材したインタビュー記事が公開されている。
「画像生成AI」の記事は暗い論調の割合が高い
全体を通して、トドオナダ社は「明確に暗い論調の記事の割合が高い」と分析。「暗い」「やや暗い」記事のトレンドワードを見ると、「デマ」「フェイク」といったワードが並んでいるという。
それに最も影響を与えたのは、9月に静岡県に台風15号が直撃した際、「ドローンで撮影された静岡県の水害」と称したAIによるフェイク画像がTwitterで拡散されたこととのこと。
それによって、「画像AIの精度向上がフェイクを見抜くことをより難しくしつつあることや、デマ画像の拡散に関わってしまった場合の法的リスク」などが報じられたようだ。
KAI-YOU Premiumでは、「骨董通り法律事務所」の寺内康介弁護士が、法律的な側面から画像生成AIに関する論点を解説している。
■画像生成AIサービスのウェブニュースランキング
調査期間:2022年7月18日〜10月17日
(Qlipperの記事確認日時)
調査機関:自社調査
調査対象:下記の画像生成AIサービスおよび「画像生成AI」のワード
・ERNIE-ViLG
・DALL・E2
・Midjourney
・mimic
・NovelAI
・Stable Diffusion
調査方法:Qlipperが調査期間中に収集した国内主要ニュースサイトのウェブニュースの内、調査対象を含むものの記事数、仮想PV数、記事ツイート数を集計。
※仮想PV:国内3,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています。(特許第7098122号)
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:6180)
明確に暗い論調の記事の割合が高い っていうから3回くらい円グラフ見直してしまった