性に悩むＪＫたちのドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』山田杏奈と玉城ティナが主演

“性”に翻弄される女子高生を描く実写ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』に、山田杏奈さんと玉城ティナさんがダブル主演する。

原作は同名漫画。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』（あの花）の岡田麿里さんが原作、漫画を絵本奈央が担当した。

山田さんはザ・普通の妄想女子の小野寺和紗（おのでら・かずさ）を、玉城さんはミステリアスな菅原新菜（すがわら・にいな）をそれぞれ演じる。

2人と同じ高校の文芸部メンバーのキャストとして横田真悠さん、畑芽育さん、田中珠里さんが決定。放送はMBS／TBSドラマイズム枠で9月から。

【写真】性に振り回されるJK演じるキャスト陣

性に悩む女子高生描く『荒ぶる季節の乙女どもよ。』

文芸部に所属する女子高生5人が、性に対する悩みや葛藤を経て成長していく『荒ぶる季節の乙女どもよ。』。

色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた5人が、ある日部員の1人が「死ぬ前にしたいこと」として発言した「セックスです」に状況が一変。 彼女たちは、これまで目を逸らしてきた自らを取り巻く“性”に向き合い、そして振り回される日々が始まっていく。

原作漫画は『別冊少年マガジン』（講談社）で2016年12月から2019年9月まで連載。2019年7月にはTVアニメも放送された。

山田杏奈と玉城ティナが繊細な女子高生役でW主演

7月9日の実写ドラマ化発表にあわせて、『別冊少年マガジン』9・10月号に2号連続で番外編となる読み切りの掲載も決定している同作。

新たに明らかになったドラマのキャストには新進気鋭の女優5人が抜擢。 幼なじみとの事件をきっかけに、ますます性に思い悩み始める小野寺和紗を演じるのは山田杏奈さん。

映画『小さな恋のうた』で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、幅広い役を演じ評価を高め、今後も複数の主演映画が待機している注目株だ。 和紗の同級生で、「死ぬ前にしたいこと」に対して「セックスです」と言い放ったミステリアス美少女・菅原新菜を、玉城ティナさんが演じる。

映画『Diner ダイナー』『惡の華』でのヒロインも記憶に新しい玉城さん。モデル、女優と幅広く活躍している彼女の役柄は、学内で噂の美少女だ。

ほかにも、文芸部の部長・曾根崎り香（そねざき・りか）役に横田真悠さん、和紗の大親友・須藤百々子（すどう・ももこ）役に畑芽育さん、謎の作家オーラを醸し出す本郷ひと葉（ほんごう・ひとは）役に田中珠里さんが決定した。

岡田麿里、キャストがぴったり「思わず変な声」

監督は、きゃりーぱみゅぱみゅさんやジェニーハイなど個性的でスタイリッシュなアーティストのMVを数多く手がける若手・酒井麻衣さん。

第70回カンヌ国際映画祭に日本史上最年少で正式出品を果たした井樫彩さんが、セカンド監督を担当する。

脚本はアニメ同様、原作者の岡田麿里さんが執筆。アニメに加え、実写ドラマの脚本も手がけるのは初の試みだが、原作・アニメとは異なる世界に再構成した。

「キャストの皆さんが役柄にぴったりすぎて……思わず変な声が出てしまいました! 皆さまにもぜひ、テレビの前で変な声をだしていただきたいです」（岡田麿里さん）

馬鹿げていて、滑稽で、愛おしい。少女たちの繊細な性の世界を赤裸々に描くドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』は9月8日（火）から放送開始（MBS:24時59分〜、TBS:25時28分〜）。