同名のミステリーホラーアニメを原作に11月15日（金）から新宿バルト9ほかで公開される実写映画『地獄少女』の最新映像が解禁。

実写版の玉城ティナさん、アニメ版で声優・能登麻美子さんがそれぞれ演じた地獄少女・閻魔あいのセリフが交互に入れ替わるコラボレーション動画が公開された。

アニメ版・閻魔あいの凛とした眼のアップで始まる映像は、「闇に惑いし哀れな影よ……」と、地獄に送る際の口上を実写とアニメの閻魔あいが代わる代わる現れ、交互に言い合う形で進行する。

映像の最後、言い渡される決めゼリフ「いっぺん、死んでみる？」では、実写とアニメ、つまり玉城ティナさんと能登麻美子さんがシンクロ。印象的なシーンで締め括られる。

ミステリーホラーアニメ『地獄少女』

『地獄少女』は2005年にTVアニメが放送されて以降、コミックやドラマ、ゲーム、ライトノベル、舞台など幅広く展開され、アニメもこれまでに4シリーズ放送される人気作。実写映画では白石晃士さんがメガホンを取る。

今回、コラボ動画にあたって能登さんは「無慈悲でありながら慈悲があり、美しく、どこか人を引き込む力を持つキャラクター」と自身が演じたアニメ版・閻魔あいを説明。

演じるにあたって「人ならざる存在なので、生っぽくならない様、ある種の冷たさ、無機質さを意識しました」と語った。

玉城ティナ「声のつくり方は能登麻美子を参考に」

一方、実写版を演じた玉城さんは「目線と声の使い方に、一番気を使いました」と振り返り、「ここまで目線のひとつひとつに意味を持つ役はこれまでにもなかったです」とコメント。

「閻魔あいでいる間は、まばたきをやめ、会話のシーンでも、相手と目線を合わせずどこか違う次元にいるような感じをだせるよう心がけました。声の作り方は能登さん演じるアニメの閻魔あいを参考にしました」とこだわりをうかがわせた。

公開に先駆けて、いち早く実写映画『地獄少女』の玉城さん演じる閻魔あいを観た能登さんは、「美しさ、存在感に圧倒され、ただただ見惚れていました」と絶賛している。

(c)地獄少女プロジェクト／2019映画『地獄少女』製作委員会