あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

あのひみたはなのなまえをぼくたちはまだしらない

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は、A-1 Pictures制作の日本のテレビアニメ作品。全11話。略称は「あの花」

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

概要

アニプレックス、フジテレビ、A-1 Pictureが手がける完全オリジナルアニメーション企画「ANOHANA PROJECT」として2010年12月に始動した20011年4月から6月までフジテレビ・ノイタミナ枠などで放送された。
2013年8月31日には劇場版が公開され、監督は長井龍雪、脚本を岡田麿里、キャラクターデザインを田中将賀が務め、2008年に放送されたテレビアニメ版とらドラ!を手がけたスタッフが名を連ねている。また、テレビアニメ版と並行して、岡田による小説版がダ・ヴィンチで連載された。

内容

幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの淡い恋や罪の意識、絆や成長といった内容を扱う、ドラマ性を重視した内容が志向されており、物語の展開に従って複雑化していく人間関係なども描かれる。死んだはずの幼馴染であるヒロインが幽霊として主人公の前に現れるというファンタジー的な題材が用いられてはいるが、作中では彼女をアニメ的な幽霊のように描写することは避けられており、生きた人間と変わらず振る舞う姿を描写しながらも、その姿が鏡に映らなかったり、主人公以外の人物たちにその姿が見えていないことを示すことで、彼女が霊的な存在であることを描写している。
監督の長井は、本作の内容があまりアニメらしくないことから、視聴者に受け入れられるのかという不安や葛藤も抱いていたとしているが、放送が始まると丁寧な演出などが話題になったという。
平成23年度(第15回)文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門/長編(劇場公開・テレビアニメ・OVA)に選出
2012年、この作品の功績により、長井監督が芸術選奨新人賞メディア芸術部門を受賞した。

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