ムタフカズ

むたふかず

ムタフカズとは、日仏合作のアニメ映画。原作はフランスの漫画家であるギヨーム“RUN”ルナールさん。監督はギヨーム“RUN”ルナールさんと西見祥示郎さん。

ムタフカズ

概要

ムタフカズとは、映画「鉄コン筋クリート」などを手がける日本の制作会社STUDIO4°Cと、ゲーム・書籍など多彩なメディアで作品を発表するフランスの制作会社ANKAMAが手を組み制作されたアニメーション映画。原作はフランスの「バンド・デシネ(コミック)」作家のギヨーム“RUN”ルナールさん。

本作は、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しスマッシュヒットとなった映画『鉄コン筋クリート』のその創造性と映像のクオリティに惚れ込んだギヨーム“RUN”ルナールさんと、ANKAMAによるラブコールによって、海を越えて実現した。

あらすじ

 ここはDMC(ダーク・ミート・シティ)、犯罪者と貧乏人の吹き溜まり。この街に生まれ育ったアンジェリーノ・通称“リノ”(声:草彅剛)は、ガイコツ頭の親友ヴィンス(声:柄本時生)とボロアパートの一室に同居中。バカで臆病な友達のウィリー(声:満島真之介)も交え、3人で毎日つるんでダラダラ過ごしているが、将来の見通しはない。そんなとき、リノの残念な人生を一変させる出来事が立て続けに起こる。まず、天使のような美少女ルナにひと目惚れ。直後に遭った交通事故のせいで、人間のなかに混じった奇怪な存在の幻覚を見るようになる。さらに、謎の黒服集団や武装警官に命を狙われ、街じゅうを逃げ回る羽目に。ついに絶体絶命の危機に陥ったとき、リノはスーパーパワーに目覚め、あっという間に追手どもを血祭りに上げる!

 命からがら逃げ出したリノとヴィンスは、ウィリーの手引きでギャングだらけのゲットーに身を隠すが、黒服たちは執拗に追いかけてくる。映画みたいなカーチェイスを繰り広げ、死体の山が積み上がり、真っ黒でドロドロのバケモノまで現れる。一体、何が起こってるっていうんだ!? そんなとき、リノは思いがけないところでルナと再会。しかし、それは残酷な罠だった―。

公式サイトより

メインキャラクター

アンジェリーノ(声:草彅剛):ダーク・ミート・シティに暮らす、22歳の名もなき若者。真っ黒で真ん丸な頭と諦めきったクールな性格のせいで変わり者扱いされている。交通事故をきっかけに幻覚が見るようになり、やがて謎の組織に追われる羽目に。製造本能に目覚めるとともに、自身も知らなかった能力が覚醒する。

ヴィンス(声:柄本時生):アンジェリーノの親友でありルームメイト。ガイコツ頭が特徴で、頭頂部には常に炎が揺らめいている。アンジェリーノの身に起こった異変を心配し、命がけの逃避行に付き合うハメになる。文句は多いが、友達思いのナイスガイ。

ウィリー(声:満島真之介):アンジェリーノとヴィンスの友人。バカでおしゃべりで泣き虫で、自己中心的な臆病だが、どこか憎めない。ゴキブリのようにしぶとい生命力と、周囲に鬱陶しがられても気にしない図太さを併せ持つ、典型的なダーク・ミート・シティの住民。

右からアンジェリーノ、ヴィンス、ウィリー

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