2023.09.11 18:00
万能初歩
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『アリスとテレスのまぼろし工場』ファイナル版予告映像

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岡田麿里監督の最新劇場アニメーション映画『アリスとテレスのまぼろし工場』のファイナル予告映像が解禁された。

9月15日（金）の全国公開を控え、アニメスタジオ・MAPPAによる激しくも美しい映像表現と、緊迫感漂う物語が感じられる内容だ。

【画像】止められない“恋の衝動” 本編場面カット

監督は岡田麿里、MAPPA初のオリジナル劇場アニメ

ポスタービジュアル

『アリスとテレスのまぼろし工場』は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などの脚本家であり、『さよならの朝に約束の花をかざろう』で監督デビューした岡田麿里さんの最新作。

制作は『呪術廻戦』『チェンソーマン』などを手がける実力派アニメスタジオ・MAPPAが担当。同社にとって初のオリジナル劇場アニメだ。

製鉄所の爆発事故で全ての出口を失い時まで止まった町を舞台に、14歳の主人公・正宗が、謎めいた同級生・睦実と野生の狼のような少女・五実と出会い、未来へもがこうとする物語。

キャストは主人公・菊入正宗役を榎木淳弥さん、正宗の同級生・佐上睦実役を上田麗奈さん、謎の少女・五実役を久野美咲さんが演じる。主題歌は中島みゆきさんが歌う「心音（しんおん）」となる。

【『アリスとテレスのまぼろし工場』あらすじ】

変化を禁じられた世界で、止められない“恋する衝動”を武器に、未来へともがく者たちの物語

製鉄所の爆発事故により出口を失い、時まで止まってしまった町で暮らす14歳の正宗。いつか元に戻れるようにと、何も変えてはいけないルールができ、鬱屈とした日々を過ごしていた。ある日、気になる存在の謎めいた同級生・睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこにいたのは、言葉を話せない、野生の狼のような少女・五実ー。二人の少女とのこの出会いは、世界の均衡が崩れる始まりだった。止められない恋の衝動が行き着く未来とは？

『アリスとテレスのまぼろし工場』怒涛の展開を予感させる予告

ファイナル版の予告映像では冒頭、突然起こった製鉄所の爆発事故と空に広がるおびただしい数のひび割れに、正宗たちが戸惑う様子が描かれる。

「私の名前、どういう字書くか知ってる？六つの罪と書いて、六罪（むつみ）」と強気な視線が印象的な睦実、無邪気に飛び回る謎の少女・五実と出会う正宗。 2人の少女との出会いによって世界の均衡が崩れると、疾走感溢れる映像が怒涛のクライマックスを予感させる。

随所にみられる躍動的なアクション、パニックシーンなど、MAPPA製作陣がつくり出した映像美の一端が感じられる映像だ。