無印良品から、昆虫のコオロギをパウダー状にして練りこんだ「コオロギせんべい」が発表された。
5月20日(水)から無印良品のネットストアにて190円で先行販売されるとのことで、反響を呼んでいる。
特に、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、地域によっては食糧危機がより深刻化する恐れがある。
4月には、世界食糧計画(WFP)が世界でさらに1億3000万人が飢餓に陥る可能性について警鐘を鳴らしたばかり。
昆虫は体内に栄養素を多く含むため食材としての栄養価が高い。とにかく数が多いため捕獲もしやすく環境への負荷も少ないとされている。
中でも飼育しやすいコオロギは、世界の昆虫食の中でもスタンダードな存在と言える。
とはいえ、そもそも昆虫食自体が一般的ではなく、昆虫の苦手な層は一定数存在するため、まだまだ普及には程遠い。
徳島大学と協業して開発されたというコオロギせんべいは、おいしく食べてもらえるよう、コオロギをパウダー状にしてせんべいに練り込み、コオロギの味を活かすために余計な原料を使わず、シンプルな配合にしているという。
公式発表によると「エビに近い香ばしい風味を楽しめます」とのこと。
なお、食用コオロギパウダーは、エビやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれているため、甲殻アレルギーを持っている人は注意が必要だ。
それは、数ある日本製RPGの中でも一部で指折りの名作に数えられる『スーパーマリオRPG』の存在だ。
冒険を進められる仲間の1人であるマロというキャラのそこそこ強い装備品「ケロケロのつえ」を入手するために必要なアイテムが、何を隠そう「コオロギせんべい」なのだ。必須ではないが、ゲットしておくとストーリーを進めるのがいくらか楽になる。
果たしてこの「コオロギせんべい」が、『スーパーマリオRPG』同様、未来を切り開く糸口となるだろうか。発売開始される5月20日を心待ちにしたい。
5月20日(水)から無印良品のネットストアにて190円で先行販売されるとのことで、反響を呼んでいる。
新型コロナで深刻化する食糧危機への備え
世界の人口増を背景に、食糧確保や環境問題という観点において、今後来たる食糧危機については長年議論がなされ、さまざまな取り組みが続けられている。特に、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、地域によっては食糧危機がより深刻化する恐れがある。
4月には、世界食糧計画(WFP)が世界でさらに1億3000万人が飢餓に陥る可能性について警鐘を鳴らしたばかり。
コオロギが、地球を救う?
そこで近年注目を集めているのが、種類、数いずれの面でも、地上でもっとも繁栄している昆虫だ。昆虫は体内に栄養素を多く含むため食材としての栄養価が高い。とにかく数が多いため捕獲もしやすく環境への負荷も少ないとされている。
中でも飼育しやすいコオロギは、世界の昆虫食の中でもスタンダードな存在と言える。
とはいえ、そもそも昆虫食自体が一般的ではなく、昆虫の苦手な層は一定数存在するため、まだまだ普及には程遠い。
コオロギをパウダー状に練り込んだせんべい
そこに来て、日本人には馴染み深いあの無印良品から昆虫食が展開されるという今回の発表に、大きな関心が寄せられているというわけだ。 シンプルながら質が良いことに定評のある無印良品。パッケージにこそコオロギのシルエットが(それもさりげなく)デザインされているが、見た目はただのせんべいそのもの。徳島大学と協業して開発されたというコオロギせんべいは、おいしく食べてもらえるよう、コオロギをパウダー状にしてせんべいに練り込み、コオロギの味を活かすために余計な原料を使わず、シンプルな配合にしているという。
公式発表によると「エビに近い香ばしい風味を楽しめます」とのこと。
なお、食用コオロギパウダーは、エビやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれているため、甲殻アレルギーを持っている人は注意が必要だ。
『スーパーマリオRPG』のように未来を切り開くか?
余談だが、深刻な背景とは別にもう1つ、ネット上で「コオロギせんべい」が話題を呼んでいる理由がある。それは、数ある日本製RPGの中でも一部で指折りの名作に数えられる『スーパーマリオRPG』の存在だ。
冒険を進められる仲間の1人であるマロというキャラのそこそこ強い装備品「ケロケロのつえ」を入手するために必要なアイテムが、何を隠そう「コオロギせんべい」なのだ。必須ではないが、ゲットしておくとストーリーを進めるのがいくらか楽になる。
果たしてこの「コオロギせんべい」が、『スーパーマリオRPG』同様、未来を切り開く糸口となるだろうか。発売開始される5月20日を心待ちにしたい。
昆虫の潜在性に、人類がようやく気付き始めた
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