LCC(格安航空会社)専用の旅客ターミナル・成田空港第3ターミナルが、4月8日(水)にオープンした。
デザインを手がけたのは、東京スカイツリーの設計をつとめた日建設計、プライベートブランド・無印良品を展開する良品計画、そしてデジタル技術を活用したクリエイティブディレクションを行うPARTYの3社。
"more than 2 into 1"(ふたつ以上の機能をひとつに集約する)をキーワードに、通常のおよそ半分の建設予算でつくられたターミナルは、床に描かれたサイン表示や陸上用のトラックなど、シンプルかつ機能的なデザインが印象的。
3年の月日をかけて設計された、空港とは思えない画期的なデザイン性や、国内外で高い評価を得ているPARTYが参加していることでも注目を集めている。
デザインを手がけたのは、東京スカイツリーの設計をつとめた日建設計、プライベートブランド・無印良品を展開する良品計画、そしてデジタル技術を活用したクリエイティブディレクションを行うPARTYの3社。
"more than 2 into 1"(ふたつ以上の機能をひとつに集約する)をキーワードに、通常のおよそ半分の建設予算でつくられたターミナルは、床に描かれたサイン表示や陸上用のトラックなど、シンプルかつ機能的なデザインが印象的。
3年の月日をかけて設計された、空港とは思えない画期的なデザイン性や、国内外で高い評価を得ているPARTYが参加していることでも注目を集めている。
Narita International Airport Terminal 3
ローコストで合理的なデザインを実現
成田空港第3ターミナルは、建設費用を通常のターミナルのおよそ半分に抑えることで、LCC各社の新規参入や増便を狙ったものとなっているが、合理性を追求した建築やデザインなど、低予算ながらも各所に様々な工夫が見られる。 予算の関係から、歩く歩道や電光掲示板を設置できない代わりに、床には陸上用のトラックを模した動線やサイン表示を入れ、歩くことを楽しんでもらえる仕掛けを盛り込んでいる。 出発レーンは青、到着レーンは赤茶で表現。看板はターポリン素材の幕、そして、窓ガラスの代わりに金網を用いるという徹底ぶりだ。初めて来た人も迷わずターミナル内を行き来できる、ローコストで合理的なデザインとなっている。この記事どう思う?
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